まいど。
皆様を大変やきもきさせてるであろう、メガボッツ戦進捗状況であります。
一番やきもきしてるのはオレって話もあるが。
そんなメガボッツ戦関連を、、。
その一
昨年7月辺りの彼らの挑戦メッセージから早半年。
早々にメガボッツチームと基本的な対戦の合意書を作成。
彼らの挑戦ビデオでは我々サイドが対戦地決定していいとの事だったので、、、
①アウェーのアメリカでやるのはヤダ。オレ挑戦受ける側だし。
②多分日本では空圧のペイントボールとはいえ、彼らの武器を持ち込むのは難しそう。
こんな理由で、日米以外のどこか見つけるかな、、、という流れに。
とはいえ、ロボ輸送費、デュエル運営費、スタッフ衣食住、、、、かかる費用は膨大になるので、それを含めて有利な場所を選定しなくちゃいかん。
で、オレとしては頭にモヤモヤっとココらへんでやりたいな、、、と思っていた矢先。
”うちでやってくれ。”とのメールが舞い込んだ。
ほぼオレの思惑通りの場所ピンポイント、それも普通じゃありえないルートから。
速攻現地に交渉チームに行ってもらい交渉スタート。
数ヶ月の交渉の後、かなり良い条件でまとまりつつ、昨年末には対戦地決定の報を流せるかな、、と思っていたのだが、。
とにかく外国、すべてが遅い、、、。
で、メガボッツの方はビデオでこっちに対戦地を決めろって言っちゃった手前、おおっぴらには言わないがアメリカでやりたいという本音があり、そっちも色々交渉中と。
そんなこんなで、両者の思惑を持ちつつ、両者交渉を進めて早く決まった方がより有力なプランになるという感じ。
要は前哨戦をバリバリ戦っているところ。
とにかく外国相手は大変だ、、。
なんかこう。
大晦日の前日に、ヒョードルの対戦が永田に決まる的な、マッチメイクの裏事情が想像できる気がしてきた、、、。
その二
実のところオレ英語さっぱりでして。
メガボッツチームとの交渉等は友人かつ水道橋重工準構成員専任翻訳担当のアレックスを介して行っている。
先日、ちょっと問題があり、FBメッセでチャットを翻訳してもらいつつ会議。
アメリカと山梨の話を都内で翻訳中継と、なんだか未来だなぁ、、、と思いつつ。
まぁ、国が違う同士の話は結構根本で理解が進まない事もありまして。
”なんど言ったらわかんだよ!!”的な”意味わかんねぇ事言い出してんな”的なブチ切れの後にお前らちょっと来いと。
(アレックスが柔らか翻訳してくれるので、オレは結構言いたいこと言ってる)
で、緊急来日。
左の三人がメガボッツチーム+α、右がアレックスの通訳に頼り切るオレチーム。
連中は会議前日22時に到着。
帰りは会議当日24時という弾丸ツアー
お前ら飛行機乗ってる時間の方が長いんじゃないの、、、
当たり前だが、会うと話は早い。
ここは問題だな、、と思ってたところが意外とすんなり合意出来たり。
そうかと思えば、お互いに気にする部分がまったく違う事を改めて実感したり。
まぁ、色々な意味で充実した時間が過ごせた。
会議後、フライトの時間まで時間ありすぎて、時間つぶしに近場のアキバへ連れて行く。
ゲーセンでやり方分からないガンダムのゲームで対戦を挑まれ、オレ&アレックスチーム轟沈。
本番ではゲームのカタもきっちり返してやることを決意。
社費で夕食に焼き肉をおごってやるも、帰りしなに「お前らアメリカ来た時はお返しにバーガーキングおごってやるよと」
子供かお前ら。
しかしなんだな、まぁいい奴らだ。
ぶっ飛ばすけどな。
あんまり仲良くなると戦いに情けが生まれてイカンな、、と思いつつ、やんわり距離を作りたい時は通訳してもらってるのが都合がいい。
仲良くなるのは戦いの後でいいのだ。
その三
メガボッツチームと色々話し、アメリカンスタイルというか、モノ作りをかなり分業で行うスタイルだという事が分かってきた。
交渉の中で、
”我々は、色々な事が早く決まらないと間に合わせねぇよ!!と、彼らは「なんでそんなにあせってんの?」的なズレ”を、ずっと感じていたんだが、理由が解った。
要は機体に関してはオレVSアメリカ人のべ数十人の戦いという構図の模様。
色々決定したら、投資も来るからお金ぶち込んでスタッフいっぱい雇えば、あっという間にできるぜ!というスタイル。
ちょっと前に、MK2は作るの幾らかかったの?と聞いた事があり、なんでそんなにかかったんだと驚いた事があるんだが、色々納得いった。
オレの浅く広く、やれることは全部自分でやりたいスタイルと完全に逆。
こっちは莫大な予算は必要ないが、とにかく時間が必要。
なので、対戦地含む詳細が早く決まることが生命線とも言える。
面白そうなら即投資が出てくるアメリカ、ここも日米違いはハッキリ。
個人の資質で我々チームが負ける事は100%無いと今も確信しているが。
色々な事がギリギリに決まり、物量作戦で来られるとかなり不利な状況も見えてくる。
ココらへんの事情が見えてくると、さすがに不安も湧いてくる。
その四
そんなこんなで、出せる情報は多くないものの、やることやっております!
機体準備もできる範囲で進めているし。
で。
以前より、取材やらのメールに全部お応えできないよーと書いていましたが、あんまり状況かわらず。
そんな感じで最後に業務連絡。
水道橋重工からのメガボッツ戦詳細決定リリースまでは、国内外問わずガボッツ戦に関する取材、番組オファー等、各媒体の公平を記するためにも一切お受けしません。
ご理解の程をよろしくお願いいたします。
Until we can release official news regarding the details of the duel with
Megabots, in the interest of fairness to all relevant media, we are unable to
respond to any domestic or overseas TV show offers, interview requests, etc.
regarding the duel. We appreciate your understanding, and hope you’ll continue
to look forward to the world’s first giant robot duel.
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