鍛冶屋の豆知識、鍛冶屋料理。
基本的に料理は嫌いだけど、体力維持の為に食べなければいけない。
特に今の季節、夏。
仕事が忙しくなったときのメニューは、一週間同じ物を平気で食ってたりする。
ちなみに、実家に帰ったときに二日同じメニューが並ぶと結構ムッとする。
大体、トマトベースにジャガイモ、高野豆腐の粉々にしたの(どっかで栄養があると聞いた)、ニンジンとかぼちゃをレンジで蒸してペーストにしたもの、豚の硬い肉、たまねぎのみじん切り、ブイヨン。
こんな感じで、パックにつめて冷凍する。
これを毎日、煮込んでご飯を突っ込んでトマトベースのリゾットにする。
聞こえはいいが不味くてそのままでは食えないから、タバスコをがんがんいく。
この食事の利点は、仕事を無事クリアした後、外に食事に行くと驚愕の美味しさ。
仕事が終わってホントによかったと心底思う。
自分の中では栄養問題はクリアしているし。
とはいえ、出来れば毎日普通のもの食べるほうが、もちろんいい。
しかしながら、この仕事、想像力と作る気持ちを全部使っちゃうから、料理なんぞにはまわらないんだよね。
そんな過去の自分もいたが、最近は体も弱ってきたのでがんばって作る方向ではやっている。
そして、時々ハッとするような料理のアイディアが浮かぶ。
友人のバーで昔は、軽い料理も出していた事があった。
新メニューとして閃いたのが、、、、
スパゲティベースにビーフンを混ぜ込みスープスパ状にした料理。
名づけて「スパゲーフン」

名前先行型のアイディアではあるが、名前がいいのはとてもいい。
スープパスタの類って、パスタにスープがもっと絡むべきだとおもっていたから、そこにビーフン。
細くてまとまるから、スープの含みもすこぶるいい。
これを、友人の料理長兼コック(兼マネージャー)に提案した。
数日後に感想を聞くと、ゲロ不味かったそうだ。
パスタとビーフンは合わないらしい。
そして、本日、昼で時間が無いのに食材もご飯も無い。
ピンチにこそ発想はやって来る。
カレーにスパゲティで「カレゲティ」
名前がいいねぇ。

これがお勧め!
発想の勝利。
俺は食えなかったけど。
ボンカレー以外ならなんとかなると思う。
思い出した、、、、
ガキのときに、カップラーメンの粉末スープのかわりにインスタントコーヒーいれて作った。
母親マジギレ。
結局、最後まで食べざるをえなくなって、半泣きで水洗いしながら食べた。
食に関する趣向はこの母親の折檻にあったと言わざるをえない。
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