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September 28, 2004

つらつらと、、、その4

まいど。

その1
レントゲンのとき書いた怪我話、頂いたコメントがかなり面白かった、、
水中発破で3日間昏睡って、、、
兎に角、無事ならば笑い話、なんかとれちゃったとかそうならないように皆様気をつけてがんばりましょう!
MRIの豆知識も頂いたし、金属にご注意。
丸焼け話ですがサイトの方に書きました、更新分に書くことがなくて、、

その2

日経キャラクターズ!にご紹介頂きました。
その中、私の経歴で”取締役代表”ありますが、私安月給の平でございます。
それもフリーに限りなく近い。
近々クーデターの予定はございます。

その3

やっとこFIAT500が復帰です。
週末の丸二日、ハングドマンTに来てもらって色々弄ってもらいました。
一度はバラバラにしたエンジン。
これが組みあがって走るのはやはり感動。
大感謝。
だけど、また工具箱を忘れて帰りやがった。

その4

ボトムズと”なんとなく作った”更新しました。

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September 25, 2004

つらつらと、、その3

その一

FIAT500の事。
先々週くらいの話。
とあるご縁で車検の切れたFIAT500を頂けるということで、クレーンで吊った”ハングドマン”ことTとトラックで引き取りに行った。
FIAT500は、ボディが鬼門で(もともとの鉄の質も悪いので腐りやすい上に、イタリアの気候仕様なので、日本の湿気にめっぽう弱い)直すのはとても大変。
車検に通るようにちゃんと直すのも大変との事でなにか面白く使う事を条件に、、、

引き取りは会社のトラックを借りていくんだけど、これがFIATを載せるとピッタリ。
しかし、ピッタリすぎてローダー?というかちゃんとした橋みたいなものを載せる余地が無い。
そこで、現場で作ってしまおうと思い立った、というかそれしか考え付かなかった。

hashi.jpg

こんな感じ。

FIATは軽いから楽勝、、と思っていたのだが思いのほか坂が急なのとエンジンも込みだと以外と重くなるという盲点をつかれて、押し上げるのを断念。
Tの運転で車の力も借りることに。

快調!と思いきや、坂の途中でエンスト。
エンジンかけ直して、、、どうやら少しふかしすぎたらしい。

fiat5.jpg

橋の左側がすっとんでいった。
当たり前だけど、車体は横転しかけてかなり焦った。
運転してるTはもっと焦っていて色々と叫んでいた気がする。
実際には後輪はかろうじて地面についたので3点で落ちはしなかった、でもとても怖かった。
とりあえず、こんなときは笑っておかないと周りの人に心配されてしまう事は知っているので、げらげら笑っておいた。

笑いながらも、坂を作り直すんだけど内心はもちろん"ヤバイ”と思っている。
再度、ドライバーをするTは、スタントマン張りのプレッシャー、こういうときにコイツは寡黙になる。

123.jpg


なんとか載って結果オーライ。
現場の車屋さんの人達も巻き込んでの車載であった。
正直、現場に人がいなかったらやばかった。
溢れる達成感。

しかしながら、、こうしてちょっとした達成感に溺れて経過を反省しないから、いつもこうなると二人で話し合った。
日々成長ですよ。

それはそうと、やはりかなり動揺したらしく、坂製作に使ったハンマーもバールも全部まとめて忘れてきた。
横転しかけの写真も撮るのを忘れていた。
がっかり。

そして、車をくださった”かりぷそ”さん。
目の前で、愛車を転ばしかけてほんと、ごめんなさい。

その2

ココログ展準備に、車いじり、そしてボトムズ。
なにかと忙しかったお休み中、食事を作る時間も惜しかったので外食&コンビニ通い。

本日は、お客様が沢山来るということで、お茶を仕入れに行く前にATMへ。
そういえば、部品やら色々入用でお金を沢山使っていた、、、、残金2000円?
手持ちは1000円?併せて3000円?成人男子としてはこころもとない金額。
生きるすべを見失った気分、お茶もいっぱい買っちゃったし。

その3

その本日のお客様というのが、HJ誌とサンライズの皆様と大河原邦夫さん。
もちろんボトムズを見に来てくださったのだけれども、皆様喜んで下さったようで一安心。
勝手に作って大河原さんは怒っていやしないかと、心配だったのだけれども寛大な方だった。
ほんとに感謝しております。
野本さんも1/12のテストショット(ボディのみ)を持ってきてくれたので、大変参考になった。
というか、野本さんは大変面白い人だった。
とにかく皆様、最後まできっちり作りますので、何卒、よろしくお願いします。

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September 23, 2004

Dr.Negotiater

休みも終わりか、、、ぁぁ短かった遅い盆休み、、
と、思ったら世の中も連休だったりするじゃないですか。
俺は騙されていたのかも。
全然特別な休みじゃないじゃん。

なんかちっちゃい切り傷とか火傷が増えたので、怪我の話なぞを。

我々のような野蛮な仕事の人達はなにかと”怪我自慢”とか好きな訳ですよ。
まぁ、人によっては洒落にならない話で引く事もしばしば。

そんな私も聞くのは嫌いだけど言うのは大好き。

2年ほど前の多分夏。
とある部品を解体したくて、部品にハンマーを当てて、そのハンマーを叩くという作業をしていた。

hammer.gif


こんな感じ。
ガツガツやっていたら、突然ほっぺたの上の方に”ビシ!”っとなにかが当たった感触。
痛ってぇ~と思って、手をあてがったらまっかっか。
血がぼとぼとぼと~
部品にあてたハンマーの後ろが叩いた拍子に砕け飛んできた模様。

痛いというよりも、怪我したことがかっこ悪いので仲間には言わずに傷にタイガーバームを塗りこんで絆創膏。
ちなみに火傷にも切り傷にもなんでもかんでもタイガーバームは本当に良く効く。
そんで仕事を続行。

顔だから血が沢山出るのは当たり前だし、破片がぶつかったのだから青タンになるのもしょうがない。
殴られたボクサーのような顔をして3日目、遊びに来た当時の彼女が”3日もそのままじゃおかしい”と言い出して、一路病院へ。

とりあえずはお決まりのレントゲン直行。
そしたら、、


Xray1.jpg


はいっとるがな。


xray2.jpg

ここに。

正直、びびった。
医者の先生、”入ってるね~、取る?”とおっしゃる。
顔にメスっすか!?今すぐっすか!?とびびくる俺に一言。
”昔の兵隊さんは鉄砲の弾とか体に入ったままの人もいたし、取らなくても大丈夫だよ、別に”

今すぐに取ってくれとお願いしましたよ。
この先生、なかなか人を操るのがうまい。

結局は、メスを入れることも無く、スキャン?をかけながらモニターを見つつ(レントゲンの動画みたいな感じ)傷口にピンセットを突っ込み、そのまま異物を抜き出すという方法で大成功。

kusabi.jpg


出てきたのはクサビ状のいかにも危なそうな金属片。
先生曰く、鼻の脇から目の下までいってるから涙とか出なくなるかもよ、との事。
とりあえず、現在に至ってその症状はでなかった、涙腺は無事だったらしい、よかった。

ちなみにレントゲン写真は、焼き増ししてくださいなとお願いするとしてくれる。
これも多分7割引。
サービスいいね、病院大好き。

他に、自分的に一番の惨事になった丸焼け事件もある。

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September 18, 2004

ひっそり告知その2。

まいど。

実は一昨日から会社というかアトリエは遅い盆休みなのであります。
そんなことで、朝起きぬけに今日はココログ展やるかボトムズいくか、はたまたFIATいじるかと夢のような数日を過ごす予定です。
昨日はボトムズデー。
ちょっと久しぶりだった事もあり”俺はなぜ一人ぼっちで夜中にロボットを作るのか?”と単純な疑問が沸いてきた午前2時、いかん。

votomuz.jpg

やっと足二本分の部品がそろってきたが、とても重くて途方にくれ始める。
やはり、同じものを二つ作るのは気分が乗らないので時間がかかる。
本日も引き続きボトムズデーなので組上げてみようと思っている、不安と楽しみ半々ですな。
組上げる->意外とかっこいい->やる気が出る->ディテールが増えていく、この感じで。

もう一つの選択、それはFIAT500の再生。

fiat.jpg

部品たくさん、エンジン3台分。
整理整頓は無視するO型なので、部品がよく無くなる。
この手の仕事は本当に自分に向いていないと思いつつも、我慢できないのでいじり倒す。
それで、間違って組上げ、エンジンの詳しい友人に嫌味を言われる、今回も間違いなくこのパターンに陥ると思う。
FIAT500に関しては、面白いことがあったので改めてそのうち。

そして、告知その2。
ひっそりとコメントの方に書いたのですが今発売中のPOPEYEにボトムズ関連載ってます。
あと、本日発売の月間アスキーに私の仕事っぷりを紹介して頂いております。
イラストだけかと思い安心していたら、写真も出ていたのでとほほ。
仕事の合間の写真なので普段はもうちょっとましだとは思うんだけど、、髪も切ったし。

記事を書いてくださった山崎さんの仕事っぷりには感銘を受けまして、”鍛冶屋の見たライターという仕事”ということで書きたいこともあるので、またそのうち。

あと、またもココログ展なんすけど、ウィンドウで色々してもらおうとかわいい女の子を募集しているんですが、これまたかわいい人が集まっているとかいないとか。
私の個人的な趣味ですが、イジワル看護婦かザーマス眼鏡の似合う秘書っぽい感じの方、いらっしゃいましたらご一報ください。

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September 16, 2004

最終的にはニフティを暴く。

なんか、ブログがご無沙汰でした。
色々と細かく忙しいわけですが、ずいぶん前の”えずく”の辺りからどうも調子が芳しくなく、31にして始めての人間ドック(簡単なやつ)に挑戦したりしていました。
今回は看護婦さんが付かなかったのであまり面白くなかったっす。
結果は正直あんまり見たくない。

そんな最近。
ただ今、ココログ展の準備中、、

stand.jpg

先週はこんなのを作っとりました。
衣装掛けってことです。
写真はなんだけど、本物はもう少しかっこいい。
今回は、作家五人(五組)のコラボというか、そんなのなのでこれにイノウエさんの服が掛ると。
基本はブログ上での打ち合わせでやってるんだけど、さすがに打ち合わせもしたり。

kaigi.jpg

いつも一人で仕事をする事が多いので、結構楽しい。
写真は打ち合わせも終盤で2時間以上経過していたのでイノウエさんも微妙に飽きているご様子。
自分も飽きて写真撮ってたんだけど。
ここだけの話、基本的に制作費はあれなので、皆さんも私も結構大変。

時間もあまりないので作るのは図面無しでがんがんいっております。


hi.jpg

鉄板を焼いたりする。


hi2.jpg

火を強くする。


hi3.jpg

最近はめっきり涼しいので、暖かくていい。

DSC01704.jpg

ちょっと帯を巻いてみたり。
そんな感じで出来上がる。

今回は、キュレーターが居るわけでもなく、ココログのツナガリでなにが出来るの?って感じのものなので、自分の個展見たくガツガツやる感じじゃない、ちょっと新鮮で楽しい。

とはいえ疑問も残る。

一番最初の打ち合わせにニフティに呼ばれたんだけれども、受付も担当もかわいいの揃い。
思いましたわ、絶対にこれは罠だと。
浮ついたところを俺はこき使われるんだと。
それとも、全員美人ぞろいなんだろか、ニフティは。
暴くよ。


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September 09, 2004

サイトの間違い修正。

サイトの方でTOKYO DESGINERS BLOCKの会期を間違って書いてました。
10/7から三日間、では無く”10/7~10/11までの5日間”の間違いでした。
すんません。

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つらつらと、、その2

なんかこんなのあったよ~とかメールくれる人がいます。
こんなのとか面白いよね~
英語が出来ないから、送ってもらうと嬉しいっす。
しかし、これはブレーキかけても転がっていくような気がするんだけどどうなんだろうか、、
重心低くして、ウエイトかければ大丈夫なんかな。

コメントに書いてくれたナウシカのやつも凄いね~
これは最終的にデザインもそっくりになっていくんかな。

極めつけというか、大好きなのはこれ(リンク先にタンクの画像もあったんだけど、今は壊れている模様)
コロラドのとち狂ったおっさんがデカイブルドーザーに25厚の鉄板で装甲作って、戦車自作。
んで、町を壊しまくったらしい。
銃撃もなんのそので、ご丁寧に中からドアを溶接。
気合が入ってる。

tank.jpg

ここまでは大きくないのかな、、?
一度、勝負してみたかった。

しかしまぁ、この手の物っていくら鉄板厚くしても、中に水まかれて電気流されたらイチコロなんだよね、中の人、、


とこんなことを書こうと思っていたら、今朝夢をみた。
パジェロminiとかのノリで三菱の新車の広告があって、"今度こそ壊れない、パジェロperfect デビュー!”と書いてあった。
夢の中ではバカ売れだった。
ねにげにいいネーミングな気がする。

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September 05, 2004

人生をちょっと考えた。

本日、珍しく記事二本目。

なんか、雨の多さが洒落になんないですな。
ずいぶん前から愚痴っているのだけれど、大雨の度に例の窓経由で床がびちゃびちゃになるんで、ほんと雨の量を減らしてください。
なんか、また台風来てるし。
洗濯も出来ないじゃん。

そんなこんなで一昨日の事。

5月頃にこんなのを買った。
DSC00369.jpg

アントリウム。
NASAの開発した、蟻の育成キット?
なんでも宇宙の実験用にシャトルに乗せていったらしいですよ。
こういう飼育キットとかには昔から弱いのとNASAと書かれているとつい買っちゃう気持ちは男にゃあると思う。
その頃はちょっとした野望があった。
とりあえず、この飼育が成功した暁には、、、

ari.jpg

こんな、俺様蟻帝国を作ろうかと思っていた。
友達にガラス野郎がいるので3×6(さぶろく、900*1800、畳一畳の広さ)の厚手の強化ガラス発注してもらって、鉄で枠作って、、、想像するときはお金の計算は無し。
あと、地震がきたら、、、とかネガティブ想像も無しの方向。

そん事を胸に秘めつつ、蟻との生活をおくっていた。

とりあえず、家族は7匹。
俺には誰が誰だか見分けがつかないので、最初に死んじゃったやつから一郎(早く死ぬ->寿命がそこまで->天寿をまっとうしたならば早く生まれた可能性が高い=長男)としてみた。

こいつらがんがん働くのかと思ってたら、トンネル堀は大体1~2匹ががしがし働いて、後は遊んでる。
人間とかわらない気がする。

そんななか、一郎が死んだ。
なんか弱ってるのがいるな~と思ってたら、丸まって、挙句の果てにばらばらになってた。
そうすると、仲間は巣から運び出す、説明書に書いてあったとおりなだけになにかもの悲しい。

その後、一昨日までは残りの6匹すくすくと育ち?暮らしていた。
俺本人は、愛着をもって接していたのだけれど、お客様に「なにか不憫」と指摘される事も多く、トンネルも掘り終わったようでまったりとぬるま湯の生活をしている蟻達を見たら、たしかに不憫なやつらだ、、、と感じたので開放する事に。

と言っても、この青いゼリーは全部彼らのエサであって、考えようよっちゃ天国かもしれない。
そんなわけで、蓋をあけたままで様子を見ようと、彼らが気に入っていればここを本拠地にして生活するかもしれないと。

ari2.jpg

達者で暮らせ。

玄関のヘリのすぐ下は外というシュチュエーション。
案外とすぐには出て行かない。
とりあえずは、自分の仕事もあるので時々見に来る事に。

速攻、二郎がデカイ蟻に咥えられ拉致されて行った。
助けようとはしたんだが、逃げられた。

数時間後、三郎はケースの脇でやたら小さいクモに絡め取られていた。
絶命していた。

四郎と五郎は無事に逃げたのか消息不明。
六郎と末吉は未だトンネルの最下層で家族の帰りを待っている様子。
なんか物凄い悲しい物語を見てしまったと言うか、これでよかったのか悩む。
しょうがないから、これも人生と考えるしかないんだけど。
悪い事した、、、。


余談なんだけれど、これを買った人って結構おおいと思うんだけど、このゼリー食べてみた人っている?
結構、好奇心に駆られると素直になんでも食べてみる方なんだけど、これにはどうも手が出ない。
好奇心はたっぷりあるし、冒険する気持ちもあるんだけど成人としての倫理が自分を止める。
俺の中ではドッグフードが境界線って感じ。
下手に食って、美味しかったら全部食っちゃいそうで怖い。
栄養もありそうだから、(なんつったってこれで三千円もするんだし)いよいよヤバイ時には食べてしまいそうな気がする。
経験者の連絡を待つ。

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1/1巨大ロボ製作 雑感?

まいど。
なんかコメントの欄で返答していくのも見づらいな~って気がするので試しに記事のほうで書いてみる事にします。
メールでもコメントでも色々な励まし等、ありがとうございます。
これをはじめてから、知らない職業の人の話を聞けたりととても楽しいっす。

最近、足が出来てくるにつれ”大丈夫?”と本気で心配してくださるメールなどもいただきます。
まずはここら辺について、、

知っている人は知っている、”降着ポーズ”(字はこれでいいの?)をする事によって、”無理が広がるのではないか?””あんた、そこまでやらなくても、、”とのご指摘。
自分的には意外なご指摘。
最初のプランではむしろこの状態が優先事項。
運搬も保管もこの状態でないと出来ないので。
仮に立った状態でがちがちに固めても、人型であの大きさになったら危なくてそのまま保管なんてできないっす。
むしろ、立たせることのほうがよっぽど無理を感じている自分がいる。

関節可動で立たせるなんて狂気の沙汰では?

関節可動つっても、プラモデル用にぷらぷらにはできないっす、もちろん。
かといって初めから固定で作る事は出来ない。
なぜかというと、図面読みで作っていっても何かがあった場合(どうしてもポーズが形として成立しない等々)、あの大きさだと”手直しが出来ない”からなんですな。

例えば、本業の方で既に出来上がっている家に手すりなどをつける場合、図面どうりに家ができていない事なんて当たり前。
なので、こっちであわせる必要がある。
だから、最終的に固定でも形を合わせるためにあえて可動できるポイントをデザインしておくとか、作業効率から発生するポイントというのがあるんす。

そんなわけで、今回も最終的にある程度固定したポーズ(展示用など)にするためにも、この段階で関節は作っておいた方がのちのちの修正を考えたら、早い。
重量やバランスの関係でここの関節は潰さないとヤバイor動かす必要がない、という事になればその時点で固めればいいわけで。
それに、できれば色んなポーズとれたら面白いし。
初めから可能性を潰さないで、作りながら現実に近づけるってのが自分的には合っている制作方法なので。
仕事は別よ。


あと、笑いながらじゃないと作れないです、こういうもんは。
"ホントに出来るのか、、?”ってしかめっ面した時点で出来なくなる気がする。
自分を騙して盛り上げるのも作業のうち。
もちろん、”どうやったら出来るか、、、”ってしかめっ面はしょっちゅうするけど。

前にフェラーリに乗せてもらったとき、内装の狭さや不便さにFIAT500と同じものを感じて、ああ、イタリア人は考えて物つくってねぇな~って思った事があるけど、ああ、笑いながらこんな面白いもの作るのはスゲーなとも思った。(ひょとしたら、不便さが楽しい事だって知っていてあえてやっているのかも)
まぁ、その感覚で仕事もするから恐ろしいとも思うけど。
なんとなく思うんだけど、倒れそうになったら、面白い支えかたを考えればもっと面白い物が出来る可能性があるわけで。
くどいようだけど、仕事ではないので自分が面白いと思う方向でがんがん行きます。
ついでに、臆病だからほんとにヤバイと思ったらやらないし。
本人がこんななので、どうぞ笑いながら見てやってくださいね。

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September 01, 2004

1/1巨大ロボ製作 悩みどころ。

悩みどころ。
デカイ口内炎が出来た。
足がなかなか進まない。

DSC01436.jpg


こんな感じなんだが、、
もちろん、まだまだ製作途中。
構造を図面も描かずに進めてたらかえって時間がかかってる気がする。

結局、上半身を500~700キロと見積もって、片足にかかる重量は500~700+300(足自体の重量)で一トンくらい。
多めに見積もって片足にかかる重量は500~800ってところか。
凄く重いようにも感じるけど、実のところ写真に写ってるチェーンのもうちょっと太い奴で吊れちゃう重さなんだよね、、
(写真のチェーンで500キロまでは保障されている)
たかだか、大人5~10人分の重さだものね。

とはいえ、関節動かして一応、フリーポーズにしようと目論んでいるのでこれに更に関節固定用の構造が入る予定。
どんどん重くなるよ、、。

まぁ、関節部分でどういう加重がくるか分からないしロボット作るの初めてだしトライ&エラーで慎重にいきましょ。
簡単に仮組みできればすぐ分かるんだけどな~って感じなんだけどね、本音は。
とりあえずはイナバの物置が100人(60トンくらいの計算か?間違い、6トン。)乗って平気なんだから大丈夫でしょ。

つーか、、構造的に加重に耐えるか?って事よりも立たせてうまくバランス取れんのか!?って方がよっぽど問題。


DSC01664.jpg

これもやろうとするから、悩むんだよな、、


そうそう、一応、9月の初めか終わりに完成!とは言ってみたものの、未だ会場が決定せずなので個展は延びます。
ごめん。
じつは、一昨日くらいに書いたTOKYO DESGINERS BLOCKにロボ出していいなら参加する!って感じだったんだけど、会場がからNG出たので断念。
結局、ロボ無しで参加することにしたんだけどさ。
なので、ロボも完成が延びる予定。

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