人生をちょっと考えた。
本日、珍しく記事二本目。
なんか、雨の多さが洒落になんないですな。
ずいぶん前から愚痴っているのだけれど、大雨の度に例の窓経由で床がびちゃびちゃになるんで、ほんと雨の量を減らしてください。
なんか、また台風来てるし。
洗濯も出来ないじゃん。
そんなこんなで一昨日の事。
5月頃にこんなのを買った。
アントリウム。
NASAの開発した、蟻の育成キット?
なんでも宇宙の実験用にシャトルに乗せていったらしいですよ。
こういう飼育キットとかには昔から弱いのとNASAと書かれているとつい買っちゃう気持ちは男にゃあると思う。
その頃はちょっとした野望があった。
とりあえず、この飼育が成功した暁には、、、
こんな、俺様蟻帝国を作ろうかと思っていた。
友達にガラス野郎がいるので3×6(さぶろく、900*1800、畳一畳の広さ)の厚手の強化ガラス発注してもらって、鉄で枠作って、、、想像するときはお金の計算は無し。
あと、地震がきたら、、、とかネガティブ想像も無しの方向。
そん事を胸に秘めつつ、蟻との生活をおくっていた。
とりあえず、家族は7匹。
俺には誰が誰だか見分けがつかないので、最初に死んじゃったやつから一郎(早く死ぬ->寿命がそこまで->天寿をまっとうしたならば早く生まれた可能性が高い=長男)としてみた。
こいつらがんがん働くのかと思ってたら、トンネル堀は大体1~2匹ががしがし働いて、後は遊んでる。
人間とかわらない気がする。
そんななか、一郎が死んだ。
なんか弱ってるのがいるな~と思ってたら、丸まって、挙句の果てにばらばらになってた。
そうすると、仲間は巣から運び出す、説明書に書いてあったとおりなだけになにかもの悲しい。
その後、一昨日までは残りの6匹すくすくと育ち?暮らしていた。
俺本人は、愛着をもって接していたのだけれど、お客様に「なにか不憫」と指摘される事も多く、トンネルも掘り終わったようでまったりとぬるま湯の生活をしている蟻達を見たら、たしかに不憫なやつらだ、、、と感じたので開放する事に。
と言っても、この青いゼリーは全部彼らのエサであって、考えようよっちゃ天国かもしれない。
そんなわけで、蓋をあけたままで様子を見ようと、彼らが気に入っていればここを本拠地にして生活するかもしれないと。
達者で暮らせ。
玄関のヘリのすぐ下は外というシュチュエーション。
案外とすぐには出て行かない。
とりあえずは、自分の仕事もあるので時々見に来る事に。
速攻、二郎がデカイ蟻に咥えられ拉致されて行った。
助けようとはしたんだが、逃げられた。
数時間後、三郎はケースの脇でやたら小さいクモに絡め取られていた。
絶命していた。
四郎と五郎は無事に逃げたのか消息不明。
六郎と末吉は未だトンネルの最下層で家族の帰りを待っている様子。
なんか物凄い悲しい物語を見てしまったと言うか、これでよかったのか悩む。
しょうがないから、これも人生と考えるしかないんだけど。
悪い事した、、、。
余談なんだけれど、これを買った人って結構おおいと思うんだけど、このゼリー食べてみた人っている?
結構、好奇心に駆られると素直になんでも食べてみる方なんだけど、これにはどうも手が出ない。
好奇心はたっぷりあるし、冒険する気持ちもあるんだけど成人としての倫理が自分を止める。
俺の中ではドッグフードが境界線って感じ。
下手に食って、美味しかったら全部食っちゃいそうで怖い。
栄養もありそうだから、(なんつったってこれで三千円もするんだし)いよいよヤバイ時には食べてしまいそうな気がする。
経験者の連絡を待つ。
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