つらつらと、、その3
その一
FIAT500の事。
先々週くらいの話。
とあるご縁で車検の切れたFIAT500を頂けるということで、クレーンで吊った”ハングドマン”ことTとトラックで引き取りに行った。
FIAT500は、ボディが鬼門で(もともとの鉄の質も悪いので腐りやすい上に、イタリアの気候仕様なので、日本の湿気にめっぽう弱い)直すのはとても大変。
車検に通るようにちゃんと直すのも大変との事でなにか面白く使う事を条件に、、、
引き取りは会社のトラックを借りていくんだけど、これがFIATを載せるとピッタリ。
しかし、ピッタリすぎてローダー?というかちゃんとした橋みたいなものを載せる余地が無い。
そこで、現場で作ってしまおうと思い立った、というかそれしか考え付かなかった。
こんな感じ。
FIATは軽いから楽勝、、と思っていたのだが思いのほか坂が急なのとエンジンも込みだと以外と重くなるという盲点をつかれて、押し上げるのを断念。
Tの運転で車の力も借りることに。
快調!と思いきや、坂の途中でエンスト。
エンジンかけ直して、、、どうやら少しふかしすぎたらしい。
橋の左側がすっとんでいった。
当たり前だけど、車体は横転しかけてかなり焦った。
運転してるTはもっと焦っていて色々と叫んでいた気がする。
実際には後輪はかろうじて地面についたので3点で落ちはしなかった、でもとても怖かった。
とりあえず、こんなときは笑っておかないと周りの人に心配されてしまう事は知っているので、げらげら笑っておいた。
笑いながらも、坂を作り直すんだけど内心はもちろん"ヤバイ”と思っている。
再度、ドライバーをするTは、スタントマン張りのプレッシャー、こういうときにコイツは寡黙になる。
なんとか載って結果オーライ。
現場の車屋さんの人達も巻き込んでの車載であった。
正直、現場に人がいなかったらやばかった。
溢れる達成感。
しかしながら、、こうしてちょっとした達成感に溺れて経過を反省しないから、いつもこうなると二人で話し合った。
日々成長ですよ。
それはそうと、やはりかなり動揺したらしく、坂製作に使ったハンマーもバールも全部まとめて忘れてきた。
横転しかけの写真も撮るのを忘れていた。
がっかり。
そして、車をくださった”かりぷそ”さん。
目の前で、愛車を転ばしかけてほんと、ごめんなさい。
その2
ココログ展準備に、車いじり、そしてボトムズ。
なにかと忙しかったお休み中、食事を作る時間も惜しかったので外食&コンビニ通い。
本日は、お客様が沢山来るということで、お茶を仕入れに行く前にATMへ。
そういえば、部品やら色々入用でお金を沢山使っていた、、、、残金2000円?
手持ちは1000円?併せて3000円?成人男子としてはこころもとない金額。
生きるすべを見失った気分、お茶もいっぱい買っちゃったし。
その3
その本日のお客様というのが、HJ誌とサンライズの皆様と大河原邦夫さん。
もちろんボトムズを見に来てくださったのだけれども、皆様喜んで下さったようで一安心。
勝手に作って大河原さんは怒っていやしないかと、心配だったのだけれども寛大な方だった。
ほんとに感謝しております。
野本さんも1/12のテストショット(ボディのみ)を持ってきてくれたので、大変参考になった。
というか、野本さんは大変面白い人だった。
とにかく皆様、最後まできっちり作りますので、何卒、よろしくお願いします。
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