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November 15, 2004

1/1 巨大ロボ製作 奈良事変

まいど。

怪我をしてからはや二週間。
三日で復帰すると息巻いてはみたものの、周囲の説得に負けてちゃんと保養している。

あふれ出るやる気!
全開で空回りって感じ。
そんなこんなの二週間を総まとめ。

思い出せば、珍しく同僚に自分込みの写真を撮ってもらった。

yousetu1.jpg

溶接バリバリ。

doriru.jpg

ドリルでグイグイ。
で、この作業の延長線で持ってるドリルが暴れて手を捻られたと。
なんか分からないけど気を抜いたんだろうねぇ。

今回はちょっと長い。

で、このあふれ出るやる気をどこに持っていこうかと考えた。
忙しいときにできない事をまとめてやろうと決めた結果、前から導入を考えていたフォークリフトを購入することに。
いつものヤフオクで探すと残り時間10分で3万5000円入札の電動フォークを発見。
いくらなんでも3万円台って事は無いだろうと思って入札してみたら、うっかり落ちた。
場所は淡路島、取りに行くぞ!って前日に確認の電話を入れたら先方に繋がらない。
騙された?

な~んか、若い女の子が代理出展だったらしいんだけど、後日、電話番号の記載等々を間違ってよこしたと判明。
予定ががたがたになってしまったので、訳を話して円満キャンセル。

意気消沈していると、まだまだあるもんだ。
今度は奈良で8万500円のエンジンユンボ2t積み。
予算はオーバーだけど、逃しちゃいけない雰囲気だった。

例の如く、”ハングドマン”Tに来てもらい一路奈良へ。
しかしながら、なんか出だしが良くなかった。

torakku.jpg

デカイトラックを借りての出陣なので駐車場のチケットにどうにも手が届かない。
ドアを開けて無理な体勢で取ろうとしたら右手に激痛、なんかがずれた感じ。
早速、ドライバーを代わってもらう事になった。

ちょくちょく出てくる”ハングドマン”Tは小学校からの友達で、前回のフィアット500の引き取りなどなんかあるたびに(特に遠出)来てもらう。
で、なにげに一緒になにかをするとかなりの打率で災いが起こる。
過去に500キロの下敷きにして殺しかけたことすらある。
奇跡が起こったように無傷で帰還したので毎回の如く結果オーライ。
そんなTの本業はバーのマネージャーだったりする。
ついでにい言うと、夜の仕事なので今回も徹夜明け。

で、なんだか最近Tの周辺でよくない事が続いていて、友人3人とお払いに行ってきたらしく「今日は大丈夫と」おっしゃる。
そんな道中、東名は工事で大渋滞、雨もパラパラ。

Tの携帯に電話。
一緒にお払いに行った友人が早くもバイクで事故った模様。
数分後、俺の携帯。
女の子の友達が脚立から落ちてアゴを強打して凹んでいる、とのメール。
嘘のようだけど、ホントの話。
どう考えても不吉。

雨は土砂降り。
先方に渋滞で遅れる旨を電話。
そしたら先方「雨が酷くて、フォークリフトで出られへん」との事。
既に、出発してから6時間、奈良に入った途端にこれか?
我々が手伝ってくれたらなんとか出ると思うからとりあえず来てくれと。

一時間後
更なる土砂降り。
先方に電話。
「雨が止まないから、ガケが崩れる。フォーク出せてもトラックで運べへん」
予定では、先方のクレーン付きトラックで我々のトラックに積み替える予定だった。
偶然、今回のトラックはニッケンで空きがなかったので他のレンタル屋で調達したんだけれども、普通の4tがないので代価車両としてクレーン付きを貸してくれた。
そのクレーンで積む事に作戦を変更しての現地の一発勝負。
このクレーンで積めなかったら、、、レンタル、高速、燃料で5万は飛ぶな、、、と凹む。

現地に着くと雨は上がっていたけども既に真っ暗。
フォークはたしかにガケの上にあった。
歩いてあがるときに「ここはこないだの台風で崩れた跡」と教えてくれる。
ほんとにグズグズ。
フォークを出そうにも、地面がズブズブなのでどうにもならない。
我々二人がフォークに乗ってバックしつつ、後ろから別のフォークで引っ張る。
泥だらけになりつつ、なんとか成功。

で、下界に降りる。
gake2.jpg

道は狭い  

4tトラックの幅はこんくらいなので、たしかに降りられない。
明るければなんとかなるんだろうけどね。

さぁて、積み込みと意気込んでみる。
先方さん、フツーに道路で積み込み開始。
我々のレンタルクレーンを作動
変な音が。
「外れてるやん!」
???

yunikku.jpg

このクレーンをトラックに固定しているボルトが緩みまくってるじゃん、、、

burabura.jpg

あったまきたから返却時に写真も撮っといたし、文句も言った。
ついでに言うと、走行時にも目の前に収納されているフックがだんだん降りてきたりと大変だった。
まぁ、クレーン使うつもりで借りていないから、それ以上は言わなかったけど。

周りも暗いし、他にどんな整備不良があるか分かったもんじゃないので使用停止。

そんなこんなで、最近は温和だと言われている俺もぶち切れ気味。
「もうだめ!諦めた!帰る!」、だって不吉だし、怪我にもナーバスになってるし。
そしたら先方、「遠くから来てもらってそうは行かん」との事。
要は、あのガケっぷちの狭いくねくね道をクレーン車で降りてくるという事。

ぶっちゃけ、死にたくも怪我もしたくないという旨を伝えると
「自分が落ちて死んでも文句は言わん」との事。
文句は言わなくても問題は残るでしょう、、?
ダメを出していると、Tが「やらせてみよう」と。

今一度、ガケを確認しつつ登ると、タイヤの跡がアスファルトの舗装部分から明らかにはみ出している。

で、トラックへ。
「一人じゃ下見れんから、一人乗って~もう一人は降りてライトで足元照らして~」との事。
話がちが~う。
死ぬのは、あんただけじゃないんか!?

さすがにここでTを載せるわけにも行かず、覚悟を決めた。
ヤバイポイントは3箇所。
乗ってみても下見ても、タイヤなんて良く見えない。
で、横では「夜なんて、よう降りれへんわ、、雨の日は絶対に無理や、、、」ってブツブツおっしゃる人がいらっしゃる。
でも、発車。

第一ポイントで(ちょうど上の写真の先あたり)右の壁をゴリゴリ擦りながらクリア。
恐いなんてもんじゃない。

shi.jpg

素朴な質問をしてみた。
「これ、地面崩れたらゴロンっていくよね?」
ゴロンって行くね~との答え。
「だったら、窓から身を乗り出してタイヤ見てたらアブねーだろうが!」って言ってみた。
落ちたらどっちでもいっしょやん、とおっしゃる。
その通り。

タイヤが地面にめり込み始めたら言って、と言われていたんだが、めり込み始めたらどうするつもりだったのだろうか。
未だに疑問。

果たして降りきった。
それなりに修羅場はくぐって来た自負はあったのだが、掛け値なしに恐かった。
吐き気とかしてきたもん。
なぜ、お金を払ってまで奈良へ来て、初めて会った人と命を掛けているのか心底疑問だった。

とはいえ、やりきった。
そして、あとは積んでしまえば一件落着。

一旦、フォークを彼の車に積んで、広い駐車場に移動。

fouku.jpg

ここで我々のトラックに積み替えれば終了。
安心感で彼とも打ち解け「いや~最初はダメかと思ったねぇ~」なんて、談笑。
聞くに、この人も色々となんでも作る人、面白いねぇ。

これもだよ、と差した先にはたった今積み込んだ彼のクレーン車。
初めて明かりの下で見たクレーン車はカラフルだった。

karafuru.jpg

なんでも、5台分くらいのトラックの部品を集めて自分で組上げたらしい。
だから、クレーンも部品によって色が違う。
うっかりカギをかけると、全部のドアのカギが違うからエラい事になるとの事。

今更ながらに、これで積むのかよぉ、、、、と去ったばかりの不安が舞い戻ってくる。
正直逃げ出したかった。

で、案の定というか当たり前というか、彼には分かっていた事らしいが、積み替え時にクレーン車が傾いた。
逃げたねぇ、彼を置いて。

彼は動じずに作業終了。

その後に、近くの食堂でお食事。
始めは”雨降ってんのが分かったら、なんで先に移動させとかないの”と切れぎみだったが、結構気の合いそうな面白いいい人だった。
仲間が増えた気分。
フォークの代金、ちょっと安くしてくれたし。

今回ばっかりは、怪我を増やしたくない気持ちも強かったので早々に諦めた自分がいた。
Tが「なんだかんだと最後はいつも丸く収まるじゃんか、やってみよう」と言ってくれたから出来た。
コイツにゃ、毎回助けられる。
人生にはいい友達が必要だよ。

そして、帰路へ。
行きはTの運転だったので、帰りは俺。
8時に奈良を出て、東名の工事渋滞に止められながらアトリエに戻ったのが3時半。

結局、朝9時出の朝の3時戻りの日帰り奈良ツアーになった。
雨で鹿も見れなかったし、時間が無くて大仏も見れんかった。

無事に終了。
と思いきや。
次の日、フォークにガソリン入れたら、そこは作動油の口だと判明。
作動油9.5:ガソリン0・5くらいの、ブレンド作動油になっちゃった、、、
どうすりゃいいのか、、作動油を入れ替えるほどのお金は残されていない。

owari.jpg

なにはともあれ、マイ重機。
これで、ロボの移動も楽チン&重量もそんなに気を使わなくても済む。

チンクフォークとかは作らない。



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