兎とコラボる。その3
まいど。
遅くなったけど、タマゴの続きの最終回。
前回は罠兎姐さんから鋳造が上がってきたところだったんだけれども、、
こんな感じ。
今回は、リング自体も大きい&仕掛け物で重い。
そんなことで、実用的な?指輪っつーよりは、見せ指輪みたいな感じ。
特にオーダーが絵本を見ての事なので、ここは色を付けたい。
というか、初めからそのつもり。
まずは、黄身と白身を入れてカケラを組み立てて、、
これが意外と難しい。
どうやって付けるかはちょっと秘密。
で、本体作った時に使ったワックスの特性か縮みが大きくてカケラと合わなかったり、、、
そんなこんなで、送らなければいけないリミットが近づいて焦る。
なので、例によって写真が少ない、、、
まずは下塗り。
最初にちょびっとシルバーの地を荒らして、メタルプライマーを塗布。
そんで、プラカラーを塗る。
タミヤ。
で、サイトの方にある人形物とか、リアルっぽいものを塗るときにはこの下地に油絵の具で彩色していく。
基本的には、あまり表面処理をキッチリやらないというか、肌の質感は作らずにおいて塗りの段階でテクスチャをつける。
市販のフィギュアみたく、綺麗な感じよりも生っぽいというか少し汚い感じが好き。
油は、速乾のオイルを混ぜて薄く塗っていく。
そうすると、色も薄いのでハケ目が出たりしてしまって、なかなか大変。
いかにもつるっとした感じだし。
んで、考えたのがベビーパウダー。
塗って、乾く前にベビーパウダーを少量かける。
そーすると、油分を吸われて上塗りまでの時間が早くなるし、肌っぽいテクスチャーもできる。
いつも作っている人形だと、これで終わりなんだけど、今回は指輪なので表面をクリアでコート。
少し、質感が落ちて光沢も乗るけど、これはしょうがない。
出来上がり。
罠兎姐さんのところの店で撮って貰った。
ブレブレ。
自分でとり忘れてるから文句は言わない。
なんだか目が恐いけど、ほんとはいい感じにかわいい。
こんな感じで終了。
後日、大阪からメールで誕生日会も成功したとのお知らせ。
喜んでくれたみたい。
”割れたところは見たいけれど、もったいなくて割れないです。
なので、落ちそうなところに飾っておきます。”との事。
ちょっと笑った。
実のところ、当たり前なんだけどテストで割ってみたりしている。
写真も撮ってはいるんだけど、、、
ファンタジックなかわいい感じを想像していたのだけれども、、、
意外にリアルだった。
正直言うと、笑えない画像。
自分の考えながら、コンセプトに疑念を抱く。
なので、割らないで大事にしてね。
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