Fix It Again T!
まいど。
ぼちぼち梅雨の季節。
山の天気の変わり早さも相まって、スコールみたいな雨が降ったりとか。
ついこないだは、けっこうな大きさのヒョウも降ってきたし。
そんなこんなで、うっかりバイクでアトリエ行くと急な土砂降りで大弱り。
想像に難くない。
我が家の主力はジムニーなんだけど、これを持っていっちゃうと奥さんが買い物にいけない。
それを見越してのサンバーヨンクチェントだったのだけれども、仕事の都合で全然進まないと。
仕方がないので、急遽、ノーマルFIATを復活させる事に。
過去ログを辿ってみたら、壊れたのはちょうど一年前か、、
壊れたってのも今回はエンジンのクランクケース(エンジン本体)に亀裂がはいるという、なかなかに致命的なもの。
このあたり、どうも異音が多いのとなんか走ってるとオイル臭いのが気になってはいたが、まさかエンジンボディにヒビが入るとは、、、、とそんな感じ。
車検を取ったのは二年前のクリスマス。
それから、夏場に乗れたためしがない。
スペアのぼっこエンジンは持っていたので、このケースと入れ替えて、、、と思うも問題発生。
シリンダーの仕様がちょっと違うので、ケースの穴を加工してもらわないといけない。
機材的には自分でも出来なくは無いけど、ここはお金はらってもちゃんとやってもらう事に。
そして、、
上がってきたケースを組上げる。
たしか、夏から秋の頃。
初めての自分ひとりのエンジン組みあげ。
簡単な構造とはいえ、ものがエンジンだけにおっかなびっくりの手作業。
ここまで組上げ、本人ご満悦。
一人でできるじゃねぇか、、、
んで、エンジンを車にくっつけて、、、、、
セルを回すも回りが悪い。
そうこうしているうちに、バッテリーは上がり、、、、、
やっぱり自分じゃダメだったか、、、、
んで、ハングドマンTに電話をして指示を仰ぐ。
「ちゃんと、シリンダ入れるときに油塗った?」等々、俺を不安にさせる言葉ばかり。
ちゃんとやった気はするのだけれども確信はもてない。
そもそも、それが正解の方法でやっていたか、、、
エンジンがかからない-シリンダ?スターター?キャブ?点火?圧縮???
Tがそのうちに遊びに来たときにでも見てもらおう。
そう思いつつ冬が来て、嫁取りに忙しくほったらかしに。
そして、約一年。
久しぶりにTに会ったので、”仕事が忙しくて車いじれないからさ、バイト扱いでいいから1日来てくれない?”ってお願い。
そんで先週。
来てもらった。
あーだーこーだ喋りながら見てもらい、、ちょこちょこといじってもらい、、、
エンジンをかけると、、、
かかるがな。
どうやら、俺の組みでも問題なかった模様。
クランクシャフトの引っかかり?はとりあえず問題なく、、
やはり、スターターがヘタっていたのが最大の問題だったらしい。
T曰く「エンジンは気持ちを入れてイジると、よくなる」だそうだ。
コイツの戯言はいつもは半分しか聞かないけど、車関係の時の言葉は信じるを得ない。
一年ほったらかしたから、サビは塗膜を破って出てきたところもあるし、内装もカビ臭い。
そんでも、エンジンかかれば窓全開でドライブGO
とりあえず、3分後にエンジン停止。
引っかかったチョークレバーが戻っていなかった。
その2分後
ガタガタ言い出して、どっかから落ちたボルトが車を追い越して走っていった。
タイヤのボルトを閉め忘れてて、脱落、タイヤがずれただけだった。
この二度の停車でバッテリーに不安を感じる。
なので、押しがけを敢行。
Tが運転、俺が押す。
Tもさすがに車の押しがけはあまり経験が無いようで、数度のトライ。
そんなこんなで、エンジンがかかった。
かかった瞬間、閃いた。
走り出した車を追いかけ、登って、サンルーフから助手席へ。
思いついた瞬間にやってみたんだけど、FIAT遅いから楽勝。
屋根に上がった時に、Tがあせってブレーキかけて落ちそうになったけど、大丈夫。
いつの日か、このやり方で一人で押しがけできるようになってみせる。
自分でいうのもなんだが、ちょっとかっこよかった。
FIATな皆様、お試しあれ。
久しぶりにそんな夜を遊んでいて気が付いた。
最近、ブログを書くのがおろそかになっていたのはこういうことだ。
仕事~忙しい~
楽しい車もほったらかして、そんなだからやる気も出ないと。
好きな車に楽しい仲間が欠けてた。
おくさんと子供と遊んでたらすっかり忘れてた。
やっとこなんか歯車が噛んだ感じ。
これで、犬でもいれば最高だな、、と
そんな事を久しぶりに考えた夜だったと、、そんな感じ。
車はどこかのシールからオイルが洩れてるし、スターターも換えなくちゃいけない。
色々な楽しみを思い出した。
忙しいからって仕事ばっかやってちゃイカン。
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