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December 11, 2006

年末進行

まいど。

いそがしーつーかなんつーか。
書こうと思ったらココログメンテナンスしてんだもん、って言い訳もちらり。

さてさて。
それなりに前から仕事量はMAXなので、年末だからといって仕事が極端に増えるわけでもなし。
なにが増えるといえば忘年会なわけで。

早速、行ってきた。
楽しかった。
酔っ払った。

んでだ。
別に進行中の忘年会企画があり。
候補の店が上がってきた。

トルコ料理と手羽先の店か、、、、
それを見ていて、トルコ料理を一生食わないと誓った事を思い出した。
ベルリンに居るときはケバブやらを半主食にしてたから味は大好きなんだけど。

数年前。
二回目の個展を準備していたときの話。

明日を開場に控え、準備も終わってヘロヘロになった夜。
ずーっと手伝ってくれた女の子を誘って食事に行ったわけだ。

要は、ずいぶん前から好きだった女の子で、それも、自分からずーと展覧会手伝ってくれて。
それならば、脈は大有りだと、そんな感じのそれなりの大勝負。

それがくしくも、忘年会候補のそのトルコ料理屋だったわけで。
当時の若い自分としては、亀田ばりに楽勝の試合と余裕をかまし。

”毎日来てくれたけど、今彼氏はいるの?”
いきなりインファイトしてみた

”いる”
あっさり言われ、いきなりダウンとられた感じ。

ここで、”いない”と言わせてから、ラッシュをかけて一気に勝負をつけようと考えていた。
立てた作戦早くも全部ひっくり返された。
戦う術なし。

キツかった。

んで、食事も分け分からないまま終了。
そんで、コーヒーをお願いすることに。

なんだか、高ーいところからコーヒーを入れてくれたような気がする。
そしたら彼女。
トルココーヒー占いとかあるんですよねぇ。
そんな事を店員に言ってた。

もう俺はすでにグロッキーで、どうでもよくなっていたのだけれども。
ボロボロにされたのは俺だけで、彼女はまだピンピンしてるわけで。
俺を滅多打ちにした後でも、余裕でコーヒー飲めるわけで。

その日本人の店員曰く、あまり詳しくないけどできるとの事。

なんでも、コーヒーを飲んだあとに、カップの内側についたコーヒーの跡を見て占うんだそうだ。


Seine


彼女のカップ。
なんだか模様がたくさん
とても充実した日々を暗示してるそうな。

猫みたいな模様
自由な感じ。

雲のような模様
近々、旅行に連れて行ってもらえるとの事。

ははぁ、その彼氏と行くのな、、、
脇で聞いてる俺の身になれってもんだ。
心底そう思った。

どうかよろしく、と気力を振り絞って俺のも店員に差し出してみた。


Meine


あんまり、コーヒーの跡がついてなかった。

店員曰く。
「う~ん、あまり跡がついていませんねぇ、、、なんか最近悲しい事でもありましたぁ?」

ええ、たった今。
つーか、今までの話し聞いてたんだろー
つい、やさぐれて店員にそう言った。
当時の店員さん、逆切れしてごめんなさい。

しかしながら。
コーヒー占い如きでここまで的確に当てる事ができるのか。
否。

そんなわけで、トルコ料理というか、厳密に言うとトルココーヒー占いを今でも憎悪している。
コーヒー憎けりゃトルコも憎い。
そんな感じで、トルコ料理は一生口にしないと心に誓った次第。

とはいえ。

そのとき食べたものなぞ、味のひとつも分からず。
喉を通ったのかも記憶にない。
なので、ちゃんと食べてみたい気もする。
この店でいいよ、忘年会。

そんで、この彼女が今の奥さんだとかいうベタな落ちかどうかはご想像におまかせ。


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