詳報
まいど。
噂に違わなかった。
やった事なければ、ちょっとやってみたいとそんな気分だったものの。
なんとなく、色々な話を聞けたので、これを踏まえていけば、かなりクールに対処できるんでは無かろうかと、少々強気になっていたものの。
なかなかどうして手ごわかった。
まずは、大事と聞いていた喉の麻酔。
注射器に入った麻酔を喉にチューとやられる。
飲まないで喉に溜めて、、、と言われても、やはり反射でちょっと飲んじゃう。
不味い。
「ちょっと飲んじゃった」と言おうにも、喋れないので放置、不安が少し。
10分と聞いてたのだけど、3分で終わり。
それでも結構長く感じるもんだ。
麻酔液を吐き出してみると、麻酔のせいで声が変る。
面白い。
つば飲もうとしても、うまく出来ないのね、、、
そんで先生登場。
病院好きではあるので、普段なら機械の写真撮らせてもらったりするんだけど、余裕無し。
すでに雰囲気に飲まれてた。
んで、再度喉に麻酔かけられて、マウスピースみたいのを噛む。
「よだれとかガンガンでるけど、飲まないでね~飲むと無茶苦茶苦しくなるから垂れ流して、、、」そんな事を言われる。
さっきもうっかり麻酔薬飲んじゃってるので、恐怖感MAX.
来た。
喉に来た。
麻酔も効いてるせいか、そんなに苦しくないな、、、
いける、と思った辺りからもの凄いの来た。
何年か前、高速のパーキングで紙コップのコーヒーを買った時。
トラックかなに乗っていたか忘れていたけど、ミッション車だった。
パーキングから出ての合流。
加速の為に、右手ハンドル、左手シフト、カップはしょうがないから口にくわえた。
瞬間、なんかの段差で車跳ねる。
冬の夜の熱々コーヒーは顔へ。
ここで叫ぶとコーヒーは股間で二次災害を起こすので、歯を食いしばり、車は走ってるので、目は前。
我慢できずに漏れた声は”ギィーーーー”だった。
そういえば、幼少の頃に読んだ”はだしのゲン”でも、同じ描写だった。
最高にヤバイ時に人間が出す声は”ギィー”だと、納得した。
今回。
こんなカッコで出た声は”グゥェェ"みたいな感じ。
何回この波が来たことか。
そんでなんか勝手に胃の中に空気送り込むもんだから、胃が超気持ち悪い。
時々、胃の中で水を噴射してるのも分かる、冷たくて不快。
凄い力で手を握ってた、目つぶってた、涙超でた、歯食いしばった。
モニター見る余裕なんか無し。
自分にとってはそこそこ長い時間の後に終了。
疲れた。
初めてにしてはうまいと褒められた、社交辞令かもしれないが。
結果。
概ね問題無し、写真を見せてもらってもよく分からないし。
一箇所、潰瘍の跡か判断つきづらい部分があったので、ちょろっと摘み取って調べてみるとの事。
そんで、先生曰く「ごめんね~、なんか胃壁がよだれの泡ですごくて見えなくてさ、いちいち水かけて見てたから時間かかちゃって」との事。
俺の胃の中はよだれでべったりなのか、、、
意外と凹んだ。
骨折とかヤケドとかの外傷は意外といけるくちなんだけど、内側からにはお手上げだ。
ほんとにもう二度とやりたくないです。
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