どうなることやら。
まいど。
なんだか、螺旋階段ならぬ、螺旋エレベーターに乗ってるような毎日。
ぐるぐる回って上に行ってんだか、下にいってんだかよくわからん。
大人になると、色々なことが複雑すぎる。
こんな時は、気分を変えて子供を観察。
ヤツラの理論はシンプルだから、意外と得る事も多いかと。
おチビの成長具合を含めた、そんな話。
その一
少し前のこと。
いわゆるデズニーランド。
実のところ、友達が仕事で絡んでるのが多い。
ステンドとか、鉄物とか、アトラクションの下地とか。
んで、おチビにそんな話をした折に、、
”俺は偉いからそんな事ないけど、**は(友達の事)例のデカイねずみに「そこの溶接は違うでチュー!」と、しょっちゅう怒られてる”とちょっと脚色してみた。
どこでどう間違ったか、ひょっとしてデズニーランドは俺が作った?という疑念が彼女の中で生まれたらしい。
奥さんが、俺がデズニーを作ったのか?という質問を受けたそうだ。
ロボットとか、ピザ屋とか、彼女の中ではなんでも同列なんだな、、、と。
面白いけど、やっぱ誤解は解いておこう。
ねずみ恐いし。
その二
最近のこと。
鏡の前で変身ポーズを取るようになった。
うちは誰もテレビを見る習慣が無いんだけど、幼稚園ルートで情報が入るのだろう。
プリキュアなるものになりたいとの事。
なんだろう。
脇で見てると痛い。
ちょっとやめてほしいな、、と思ったので、こんな教訓を与えてみた。
幼少の頃、俺もウルトラマンに憧れて鏡の前で変身ポーズを取っていたら、うっかり本当に変身してしまった。
変身したはいいが、二十歳まで戻り方が判らず、おかげで大学に入れてもらえず、その間も怪獣が勝手に来るから恐いし忙しいし大変だったと。
お前も変身しちゃったら、敵が毎日来て大変だぞーというも”自分は大丈夫”との事。
ちょっと前まで、トラの穴で号泣していたのに成長したもんだ。
と、思っていたら。
彼女曰く、俺の与える情報が信憑性が低いのでは、との判断をされつつあると、奥さんルートで情報を得た。
俺はほら吹きの烙印を押されつつあるらしい。
ヤツの成長のスピードは速い。
マズイ。
その三
一昨日のこと
俺は忙しかったので行けなかったのだけど、奥さんとおチビはうちの実家にお泊りしてきた。
実家では俺以外の全員がそろい、食事をしたそうだ。
パセリ。
大体の子供が苦手と同じく、おチビも食わず嫌いをしていた。
どうやら、そこで俺のちょっとイカれ親父が、「パセリを食べると美人になれる」と、吹いたらしい。
途端に、目の前のパセリを貪り食い、一家の笑いを誘った後に、”鏡持ってきて!”と叫んだとの事。
改めて昨日、「そんでパセリ食べて、美人になれたの?」と聞くと。
「全体的ににかわいくなった」と自賛。
完璧に騙されてんじゃん、親父ごときに。
とはいえ、プラシーボ。
人生なんて、自分さえ前向きで居られたら楽しいもんだ。
俺もちょっと見習おう、、とそんな感じ。
その四
大昔のこと
自分の覚えてる出来事。
ちょうど、今のおチビと同じかもう少し下の時。
なんか忘れたけど、親同伴で幼稚園のイベント。
そこで撮った集合写真がある。
皆、自分で作った紙のお面を頭にかぶって、集合写真という感じの。
その中自分だけ、恥ずかしながら母親に抱かれて号泣で写ってたりする。
皆はゾウやらパンダやら、それなりのお面を作ってるんだけど、自分はなんかムンク入った抽象画系のわけの判らないお面。
写真を今みると、一番イカしたお面だとは思うんだけど。
意外とこのときの感情を覚えていて、自分がイカす!と思って作ったものの、集合の段になって、皆と違ったものを描いたことに気付き、凄く恐いやら悲しいやら恥ずかしいやら、、が写真を撮る段で爆発、号泣。
実の所、こんな感情は今にも根付いていて、ものを作って生きていこう、と考えた事の軸になっている気がする。
目の前のおチビにも今のなにが、その先に結びつのか。
この天真爛漫がどんな大人になるんだろうか。
興味深深。
がんばってくれ。
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