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June 13, 2008

潜伏終了。

まいど。

帰ってきた。
久しぶりの旅行気分で楽しかった。
今回、途中からもらったコメントを携帯に転送する技を覚えたので、金沢をふらふらしつつ、金沢情報もリアルタイムにもらえるという、贅沢体験。
おかげさまで倍は楽しめた感じ。
色々とありがとさんでした。

さてさて。
行ってきたミュエック展

SANY0030

最初の部屋に、この写真の彫刻がお出迎えなんだけど、見た瞬間笑うしかない感じ。
まったくもって圧倒的。

goron
ミュエック自身の自画像なんだそうな。
後ろにまわると、作り物だとわかる様に展示してあるから、作り物と信じられるけど、このインパクトと雰囲気はちょっと無い。
純粋に今まで見た展覧会で、一番の驚きだった。

もちろん、昨今の特殊メイクやCGとかで、リアルと思えるものは沢山あるけど、実際に目の前にあるという事のインパクトはやっぱ凄い。
やっぱ、発想と表現と技術と作るが一体となって作家だよなぁ、、と。
発注芸術(?)に否定的な自分としては、気分爽快、やる気高揚、嫉妬のちょっとって感じ。

残念ながら、見たかった全ての作品が来てなかったんだけど、これはまたのお楽しみって所。
あと、見て意外だったのは、大きなものよりも、小さいものの方が異様なインパクトあった。
とにかく、maskII、SpooningCouple,Man in a Boat は今回必見かと。
俺もがんばろ、、

ミュエックWiki
グーグル検索

んで、帰り道。
高速道路なのに、工事で片側通行、信号で15分待ち。
ここは、長野か、、と思いつつ、ナビいじる。
随分前にやった絵本美術館が、次のインター降りて30分かからない事が判明。
ナビ超便利、家族に見せるついでに一路、斑尾高原絵本美術館へ。

SANY0087

ここは絵本の個人美術館で、絵本の原画展とかしてるのだ。

SANY0081

本棚とか、超なつかしい。

十代の頃に、ハンズ大賞なるものに出品 (鉄だと重さや大きさのレギュレーションに引っかかるんだけど、ここは無制限だったのだ)ここで、同じく賞を取った現ここのオーナーを知り合ったのだ。
そんで、丁度この美術館を建てる!という時だったので、この本棚や螺旋階段を製作。

tesuri015

この日は、奥様しかいなかったんだけど、色々話して驚愕。
作ったのもう15年も前かいな。
思い起こせば、当時は二十歳、そりゃ今年で35になるわけだ。

しかし、15年経っても自分の作ったものがあるのは嬉しいもんだ。

monpi1

当時こんな感じの門扉も

SANY0089

15年経って、いい感じにやれてきた。
やっぱ、鉄は時間経ってなんぼだ。

こんな感じで旅行は終了。
ミュエック見てやる気でまくりの反面、あれからもう15年と思うと、この先もあんま時間ねぇな、、という焦る思いも。
時間かけてデカイものも作りたいし、小さいもの沢山作りたいし。
どうしたもんかねぇ。


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