作る話ではないですが
以前、鉄人28号で問題が起きた時、柳原先生という弁護士の方に助けていただきました。
最終的にはサイトにも書いたように自分自身の判断で争うこと止めましたが、当時の理不尽な状況をご理解頂き、私のお支払いできた費用に見合わない仕事量をこなして頂きました。
そんな柳原さんよりメールがありまして、、、
震災後の原発に絡む、子供たちへの放射線の問題で学校単位での集団疎開を提言をしているということでした。
簡単な内容としては、より影響が大きいと思われる子供たちの放射線の影響を考えると、影響の少ない場所での生活が望ましい、ということ。
しかし、友達とはなれてしまうことや、いじめ等の心配、生活、色々なことが、個人での疎開、転校などに難しい状況を作っています。
そこで国、行政がなにかしらの対策を作るべきところですが、実際に提案をしたところで判断の先延ばし等の流れは想像に難しくなく、、。
司法の場で判断を仰ぎたい、というのがおおよその主旨です。
子供たちにおける放射線の正確な健康被害の可能性などは、私には分かりません。
ただ、震災後における、明確な情報開示の無いまま進められる基準値の引き上げや、住民の健康や生活を優先しているとは思えない政府の方針等々に、私自身も大きな疑問をもっています。
この疎開提案がすべての人にとって最善のものであるかの判断はできませんが、国民不在の独断といえる政府の方針ではなく、健康被害を感じている側の提案が司法の場で検討をされるという事に非常に価値を感じています。
しかし、7/5に第一回裁判が行われるのですが、疎開裁判という前代未聞の裁判でもあることから、本論にはいらず、その前の段階で却下されてしまう可能性があるようです。
これを打開する為に、サイレントマジョリティ=疎開裁判の支持者の存在を提示する必要があるとのことです。
そこで、この案件を知り、支持を頂ける方がいらっしゃいましたら、署名を頂きたいとの事です。
詳細ブログ
http://fukusima-sokai.blogspot.com/
柳原氏東京新聞記事
http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/110701TokyoPress.pdf
証明用紙PDF
(こちらに記入、メールsyomei@song-deborah.com、FAX:049-222-8780にてお願いします)
裁判は5日に行われる為、5日の朝までとなります。
繰り返しになってしまいますが、この裁判の是非、結果よりも、現状ではまったく声の届かない現政府ではなく、司法の場で検討され、こういう方法もある!という証明になってくれたらと思います。
私自身、この案件が門前払いにならないよう祈っています。
また、私のブログではモノ作りに焦点をあて、自分の範囲での話を中心に社会的な問題などはより適切な場でと考えております。
今回は過去に大きなお力を貸してくれた恩人の力になりたい事、非常に重要な案件である事から例外的にエントリにしました。
倉田光吾郎
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