クラタス脱出ゲーム記 その一
まいど。
脱出ゲームが無事に終了~
いつものことながら、イベントは心底疲れつつ、ストレスも溜まりまくり、、。
そんで終わった瞬間、すべての苦労が吹き飛んで、、。
たまりませんな。
この数日間に起こる感情の落差、やっぱ楽しいなー
せっかくなので、ちょっと話を戻しての、脱出ゲーム話。
話がきた時点では、メッセに1600のステージを組み、その上をクラタスが移動して来て、立ち上がり、なんかスゲーの撃つ、とそういう感じ.。
なんかスゲーの撃つつっても、メッセは火を使えないし、申請すればなんとかなるとされる花火の類もちょっと怖い。
そもそも、3000人での脱出ゲーム、人がどれだけのボリュームでどう動くかも分からない、とにかく未知数な事が多い。
クラタスを1600のステージに上げるってのも、大冒険。
そして何と言っても、今回はお客さんに操縦してもらおうというコンセプト。
未確定な挑戦が多すぎる。
そして、万が一にも事故と怪我は起こせない。
さてさてどうすっかな、、と考えつつ。
前から作ってみたいなーと思っていたエグゾーストキャノンをやってみることに。
要は圧縮した空気を一気に開放することで爆発音を出す!というものなんすが、構造的には”め組の大吾”というマンガに出てきた、消防のインパルスと同じな感じ。
つか、マンガを読んだ時点で、どーしても撃ってみたかった。
もはや、イベントとか関係ない、撃ってみたいから作るのだ。
一週間ほど、色々なブログや記事を読みまくりつつ、より面白い効果が出せそうな構造を検討しながら、珍しく図面引いてみたり。
いけそうな気がしたので、試作してみっかと。
でけた。
内部構造は水道管が使えるので、そこらに転がってるパイプと組み合わせれば意外と楽勝。
旋盤ある生活って素敵。
かっこはいいが、警察が来たらなんか言い訳できない雰囲気がある。
ちなみに、少し前に導入しているんだけど、前腕をスイッチひとつで取り外し可能な、カスタムしやすいヒジに作り変えてたりする。
そして試し打ち。
な、なかなかいい音するじゃないか、、。
ついでにLEDで色つけてみた。
完全になんか撃ってる風。
連射機構も機能してますな、、。
試しに、友達にベニアもたして威力をみてみることに。
や、ヤバイ、、、これは人に向けたら絶対ダメなヤツだ、、、。
調べてみたら、インパルスはワールドカップの際に暴徒鎮圧用にも採用されたとか。
納得の威力、、、。
ついでに解説すると、BB弾とか撃つ空気銃のように、発射の瞬間に圧力を一気にかけるのではなく、本体に予め溜めた圧力を移動させることで開放を促すという、かなり頭のいい構造&安全さ。
ホント、こういうのはじめに考えた人は凄い、、。
カストロール1号の時にも学んだけど、大きな力を制御するには、より大きな力をぶつけるのではなく、方向を代えたり、バランスを崩すことで力を安全に取り出す、という発想が絶対にいい。
とりあえず、水入れると威力ヤバイので、水いれるかはあとで検討っつーことで、、、、。
イベント的に表現したかった、”エネルギーを溜めてなんか撃つ”を試してみることに。
このころ、パシフィックリム熱にやられていて、手がパカっと開いて光弾を撃つ、というのがぜひともやってみたかった。
そんなこんなで、パカっと開くツメがある外装を製作。
ツメの内部にはフルカラーLEDをみっしり詰め込み、エネルギーの収束的な感じを出すためにスモークマシンもぶっこむ。
とりあえず、適当に色の変化させつつ、射撃を録画。
友人に見せたらバカ受けして、音を付けて送り返してきた。
音があるとおもしれー
これはなかなか面白いんじゃないか、、、と手応えを感じつつ、次の工程へ。
つづく、、、、。
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