August 24, 2005

ベスパな話。

まいど。

コメントに頂いたベスパ話。
ざっくりとお返し。

Vespaがスズメバチの意味?知ってて書いてるよ~って、言いたいところだけど、知らなかった~
ハチの話と絡めて書いたのは偶然。
こういうこともあるんだねぇ。
あ、あと、さすがに飛んでるハチを打ち落とせたのは一回きり。
壁とかに止まっていればかなりの確立で仕留められる。

その後もとても調子よくってブンブン走っております。
ちょっぴりいじりたい気もしてるんだけど、ちゃんと走るものが一台は無いとちょっと困る。
安い軽でも買って、信用できる足を確保してからなんかやろうとは思っている。
最近、守りに入ってきた。
イカン。

なんかベスパに乗ってるとどうしても手を離してスケボーみたく立って乗ってみたくなる。
どーしてもやってみたいんだけど、一応大人の常識が自分を止める。
でも多分、近々挑戦して転ぶと思う。
仕事が本格的に忙しくなる前にやる。

あと、FIATの略の話。

これ、爆笑した。
俺もエンジン壊れると、ハングドマンTに来てもらう。
そんで、”Fix It Again T!”て、日本語で言う。
これ、多分万国共通。

そういえば、ずいぶん前にネットで拾ったベスパの画像。

vespa

こんな感じもいいねぇ。

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August 08, 2005

思い出した話、コンビニ事変。

まいど。

お久しぶりって感じ。
なんだか忙しかった。
仕事をする暇が無いくらい。

実はスゲー宝物を手に入れた。
一つはヤフオクで。
これは後日。

で。
車直してもらったり、いじったり。
花火見にいったり。
そんな日々。
結果的には夏休みだった。
仕事もしてはいたのだけど。

そんな感じで、お友達がどっちゃり遊びに来て、遊んで帰る。
また、一人ぼっちになると、どうにも寂しい。
一人で、食事に出る気にもならずにコンビニへ。
おべんとと、カップラーメン、ビール、オマケが付いていたから二本。
そしたら、店員さんに「今日は豪勢ですねぇ、」って言われた。
なんか、寂しさが倍増した。
職業とか、俺自身とか、なんか誤解されてる気がする。

そんな山梨、周辺のコンビニ。
基本的に平和なんだけど、意外と変な周期で色々あるらしい。
樹海もあるから、変なの呼ぶんだよ、、って友達は言ってた。
オウムもパナウェーブもしかり。

俺もコンビニ強盗を見た事がある。

もうずいぶん前の事。
多分、97年くらい。
夜の高速をぶっ飛ばして、アトリエに戻る道すがら。
いつものコンビニにパトカーが沢山。
赤灯もブンブン回ってる。

これは!?と思ったけど、一人じゃ恐いので、アトリエに一旦戻り、当時居た若いのをつれて見にいった。

明らかになんかあった雰囲気で、警官もちらほら。
意外な感じなのは野次馬がほとんど居ない。

そんで、特に立ち入りも規制されていなかったのでスタスタ入ってみた。

で。
床になんかガムテープでグルグル巻きにされた人が座ってんの。

もぉ、普通なら爆笑のタイミングなんだけど、警官も居る事だしグッと我慢してほしくもないジュースを買ってみた。

goutou3D

真横にガムテの簀巻きの人が居るもんだから、完全に半笑いで店長に「なんかあったんですか?」って聞いてみた。
「強盗です~」との事。

goutouheimen

平面図で表すとこんな感じ。
警官が警棒かなんかで「ダメだろ~強盗しちゃぁ」って突っついてるのを見て、噴出しそうになるも、買い物無事終了。

店を出る時に、普通は立ち入り禁止にするよな、、て思った。
同時に、”ドッキリか?”とも。

次の日に朝一でコンビニのおばちゃんに事情聴取。
なんでも、包丁もってお金を要求。
店長は近くにあった買い物かごで応戦、売り物のガムテで捕獲したらしい。
”大手柄じゃないっすかー”って言うも、防犯マニュアルから逸脱した対応でコッテリ怒られたらしい。

今思えば、コンビニなんだからカメラを買って写真とればよかったと後悔しきり。

そのまた後日、車のラジオで続報を聞いた。
なんでも、どっかの田舎で親を刺して逃亡中の指名手配の人だったらしい。
意外に本格派の人だったと知ってちょっと恐くなった。
笑い事じゃなかったみたい。


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July 30, 2005

台風と思い出した話。

まいど。

今週は台風恐かった。

以前、ドームアトリエが出来上がる直前、特大の台風の風に煽られて天窓が飛んだ。

doomandwindow

バカン!って音がして部屋の中が土砂降り。
天窓、鉄のフレームで組んであるから4~50キロあるのにそれが簡単に飛んだ。
風も凄いし、この自然の力を考えると自分一人はどうにも無力。
兎に角、部屋の真ん中で大きな雨粒を見上げてた。

で、寝室で布団に包まってふて寝。
正直なところ、ドームが飛んでいくのではと、、、とても恐かった。

次の日の朝。
飛んでった天窓は地面に突き刺さっていた。
もしも、落ちてくる天窓に直撃したら人くらいバラバラになりそうな威力。

後日調べてみたら、ドームのてっぺんには特殊な気流ができてしまうらしい。
なんでも、その為に最近の天文台とかは半球の形状ではなくなったみたい。

それ以来、台風は本当に恐い。

中学生くらいの頃は、台風になるとハングドマンことTを呼び出して、土砂降りの中を遠くの湖の増水ぶりを見に行っていた。
チャリンコをガシガシこいで。

そんな楽しみが減ったのはちょっと寂しい。

で、そんなことを書いていたらチャリンコで思い出した。

ガキの時はチャリンコが唯一の乗り物で結構大事。
そんなある日、ハングドマンTの家に行ったらチャリンコを盗まれた模様。

軒先でそんな話をしていると、Tのちっちゃい母親が帰宅。
「三鷹台の駅前でチャリンコを見た」との事。
割りに血気さかんだった我々は早速、一路三鷹台駅へ。
果たして、Tのチャリンコはあった。

犯人とっ捕まえてギッタギタにしてやろうと張り込むこと3時間ほど。

Tandme

犯人現る。

「こら待てテメェ!」いち早く走り寄ったT。
次の言葉は「あ、おにいちゃん、、、」

たしか、俺等なんか犯人をひっぱたく為の棒かなんかを片手に持っていたと思う。
そんなTの口から力ない「おにいちゃん、、、、」という素っ頓狂な声を聞いたら、このバカ家族にちょっと腹が立ったのを覚えている。
兄貴がチャリンコ乗ってっただけの事件に張り込み3時間。
当時、それほど兄弟で仲のよくなかったTのやりきれない感じの雰囲気がちょっと辛かった。

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July 20, 2005

うまくいかないこと。

 

また車が壊れた。


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July 19, 2005

湿気嫌い。

まいど。

なんだかこの季節。
暑くなればやっぱし食欲が無くなる。
結局、自分で作った物がマズイ。
これに尽きる。
冬は体がエネルギー摂取に必死になるから食べれるんだねぇ、多分。

そんで、つい先日。
冷蔵庫の中にはあまり食材のストックも無く、あるのはタマネギとか色々入っているトマト缶とソーセージ。
こりゃ、いつものトマトパスタだなと。
いつもはナスも入れて作るんだけど、買い物にいける時間でもないと。

で、ちゃっと作って愛用の木のお皿に盛り付けて、テーブルへ。
いつもの真っ赤な男の料理になにか、、ふわっとした柔らかさを感じる。

wata


お皿の縁にふわふわのカビが居た。
キッチンが暗くて気づかなかったらしい。

なんだかパスタを投げ捨てるには忍びなく、上手い事カビだけ拭って食べてみた。
過去に一年前のソーセージを食べてしまった時も、無事に生き延びてきたので。

多分、大丈夫だったと思うんだけど、今日に至ってもちょっとお腹が痛くなる。


そして本日。

ここのところ忙しかったので本日はちょっとお休み。
これを作ってた。

DSC04210

スノコ。

なんというか、我がアトリエのお風呂はちょっぴり汚かった。
今までは、お風呂が汚れているとか、そんなことを小出しにして女の子の母性をくすぐってみれば、きっと掃除が好きな世話焼きお姉さんが彼女になるだろうとそんなことを信じていた。

結果的には、そんなお風呂で全然OKという、自分よりもずぼらな彼女としか付き合えないという落とし穴にはまった。

そんなこんなで、お風呂もほうっておいたら昨年あたりからスノコが朽ちはじめキノコが生えてきた。

kinoko


今月末。
かわいこちゃんがアトリエにお泊りに来る。
キノコ大丈夫?と聞けば、キノコ魔女は大の苦手らしい。

キノコ魔女ってのが今ひとつ良く分からないのだけれども二歳児の言う事を考えても分からんものは分からん。
どっちにしろ、キノコごときで子供に嫌われるのは心外なのでスノコを作って、ついでに浴室中に居たカビにリベンジ。

とりあえずはぴっかぴか。
菌類かかって来いって感じ。

DSC04213

もうキノコ風呂とか言わせねぇ。

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July 16, 2005

秘密基地を作る。 その二

まいど。

秘密基地。
前回分はコチラ。
暇を見つけては結構進んでいる。

こんなことばかり書いていると、仕事してんの?
と思われるだろうな、、とも思うけど、、
仕事が忙しいからこそ、やりたくなるの!
仕事はやってます、関係者各位。
意外と暇な時って自分のものも作らなくなる、人間なんてそんなもん。

で。
続き。

infiat

こう、家にFIATを入れたいという計画。
これだと、普通に車庫なので。

exit

秘密基地ならばブルルーっと、勢いよく発進したい。
バックで出てUターンなんてダメ。

なので。

DSC04206

こんなの作って。

DSC04208

カンナで微調整したりして。

DSC04211

こんな感じに取り付け。

DSC04253


ここにブーンと乗りつける。

DSC04260


んで、回す。

DSC04261


手動だからもちろん重い。

DSC04263


で、発進準備OK。

回すのは重いが、なかなかいい。
どれくらい重いかってーと。

DSC04215


床にキャスターの跡が付くくらい重い。

床が抜けないか少しだけ心配。


あとはだ。
ご指摘にもあったんだけど、
雨どいは既につけているので、木の柱とかに防腐剤の塗料を塗ると。
あと、結局一年間ほっぽりっぱなしの窓といっしょに、扉を作って終了かな。
夏は暑いから窓も扉もいらないので、これは秋のお楽しみ。
で、冬くらいに鉄板に滑り止めのゴムか鉄筋かエキスパンドを入れると。
そんな感じ。


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July 11, 2005

一年経過。

まいど。

秘密基地の続きを書こうかな、、と思ったら。

今日はこのブログをはじめて丸一年の日だった。
いやはや。
一年続いた。
そうそう毎日書くことないよな、、って思いながら一年。
感慨深い。

なので、ちょっと色々と思い起こしてみる。

そもそもこのブログを始めたのは、自分のサイトをリニューアルすっか、、、って思った事が最初。
そしたら、サイト作りの先生からブログってのをやると、横のつながりが出来て面白いよって。
で。
やってみた。


ブログを始めて、三日後くらいに本家サイトをオープン。
そのまた三日後くらいには、本家サイトに20万/日のアクセスがあって、、、
カウンターぶっ飛ぶし、アクセスのグラフ見てたら無茶苦茶な事になって、恐くて眠れなくなったり。
そこから、サンライズさんから連絡が入ったりとその後はご承知の通り。

そして、今に至る。

実際のところ、意外と自分は物を書く事も好きなんだな、、と思ったり。
本にまでなっちゃったり。
ココログのツナガリ展に参加したら、ちょっと変なくらいに気の合う同年代の仲間ができたり。
個展を通じて、すげーボランティアスタッフとめぐり合え。
いつのまにか飲み友達&遊び仲間になり。
沢山の人と知り合うキッカケが出来て、、、

この一年、本当に面白い友達が一杯できた。
正直なところ、自分の”作る”は割とストィックな環境から出来上がる物が多かったけど、これからはまた変って行きそう。

そして、沢山の方に見ていただいて本当にありがとう。
累計のアクセスも340万!ほんと、びっくり。
おかげさまで、googleで”作る”と検索するとなんでも作るよ。が一番に。
これは、作る人としてはこれ以上無い勲章みたいなものと思ってます!
ホントにホントに嬉しい。

”作る”も”書く”も結構似たような物だし、これからもたらたらやるのでどうか一つ。
よろしくおねがいします!

なんでも作ります。

kogoro

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July 08, 2005

秘密基地を作る。 その一

まいど。

個展からはや二ヶ月。
早いもんだ。

あいも変らずごちょごちょと作ってはいる。
だけども、大きな物は準備期間、小さなものはあんまり面白くない。
そんなこんなで、このブログも停滞中。
ものを作るなんてそうはぽんぽんできないからしょうがないっていえばしょうがないんだけど。

そんなこんなでここのところ、隙をみてはやってた色々を雑多に。

個展終ったらどうしてもやりたかった事があった。
顔面陥没フィアットの修理

しかしながらどうにもこうにも、面倒くさくて手がつかない。
昔から、がんばっても元通りになるだけ、そんな作業が苦手。
掃除とか。
そんな時は、模様替えを絡めたり変化をつけないとどうにもだめ。

で。
サビに弱いフィアット500、屋根つきのガレージがほしいとつねづね思っていたので、、
家に車で入れるようにしたいと思った。
うちを秘密基地風にして、その中でゆったりと車を修理する。
一つ屋根の下って感じ、ラブリー。

infiat

まずは、個展会場用に作ってもらった壁のフレームで下地をつくる。

DSC04019

これを

DSC04117

こうする。

で、これまた個展会場でロボの足元にひいてあった鉄板をはっつける。

DSC03976

これを

DSC04122


こうする。
一人でやるにはちょっと重い。

画像は前後するけど、大好きな大工仕事。

DSC04118

将来は大工になりたいと割と真剣に思ってる。

DSC04119

柱を立てて、、

DSC04128

地下足袋履いて、、

DSC04139

屋根材を貼っていく。
もう外は真っ暗。
明かりをつけると物凄い数の蛾が集まってきてとてもウザイ。

入り口の屋根完成。

DSC04201

なんだか、この時期雨ばかりでうんざりぎみ。
暑けりゃ暑いでまたうんざりなんだけどさ。

続く。


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June 17, 2005

なんでも壊すよ。 たった今の出来事。

本日、20:40

bofore

忙しい。
忙しいからお弁当を買ってきた。

電球が一個切れていたから部屋が暗い。
 
机に乗れば、いい感じに手が届く。
やばい感じがしたから、ためしに軽く乗ってみた。

after

大惨事。
机の天板がやっぱりすっ飛んだ。

飲みかけのコーラと、
昔好きだった人がつけていた香水、
醤油。
床にぶちまけて地獄絵図。

DSC04102

PCは意外と丈夫。

もちろん、一番上の写真はとりあえず直した後の写真。

なんか死にたい気分。

1973年5月27日生まれのふたご座O型。
やっぱり最悪の運勢ですか。
とても心配。

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なんでも壊すよ。

まいど。

ちょっとわけありで、ここのところFIATに乗っていなかった。
さかのぼる事、個展の仕込み前日。
ロボを載せる為にレンタルのニッケンにトラックを借りにいった。

借りにいくにはFIATの乗っていかなくてはいけなくて、帰りはまたFIATを乗って帰らなければいけない。
二人で行ったので、一人FIATに乗ってもらえばいいのだけれども、、
調子があまり良くなかったのもあって、初めての人にはちょっとお薦めできない感じ。

閃いた。
ニッケンだけにフォークリフトがある。
そこらのおっちゃんに
「車が調子悪いからフォークで積んでくれない?」って言ってみた。サイドシルへっ込ましたら車は終わり。
そんな事は知っているので、慎重かつ大胆にお願い。

fiatonthef

意外とおっちゃん、ノリノリでやってくれた。

FIATにはサイドブレーキがちゃんとついているので、ガッチリ引いて、、
そこらにあったものをタイヤに噛ませて、車止めに。
俺、賢い、、、
悦に入ったのもつかの間。

赤信号で、追突された。
FIATに。

speedfiat


意外な衝撃。

そしてフロントへっこんだ。

hekomi

写真はもう結構直した後なので、たいした事無いけど、、
ホントはライトの方向がかわるくらい凹んだ。
ちょっとパグ犬ぽかった。

そんなこんなで、FIATには乗っていなかった。
ライトも点かなかったし。

で、ここから本題。

そんなこんなで、知人にもらったマーク2なる車で都内とアトリエを行ったりきたりしていた。
エンジンをなにかに使おうともらった車だったので、ろくに整備せずに。
ついこないだまで、前のオーナーが乗ってたしさ。

一昨日。
河口湖行きの高速で、突然車が止まった。

なんか異音がするなとは思ってた。
最近の日本車は壊れるはずがないと思ってた。
すげー恐かった。

んで、インター出口にそこそこ近い場所だったので、友達に積載車で来てもらって高速脱出。
工場で原因探求。

mk2

発見。
バンパーのスキマで鳥が死んでた。
原因は鳥の呪いらしい。

そんで、思い起こせばFIATを積んだトラック。
アトリエに入る道でサイドバンパーを曲げてしまった。
自分で直せばばれないだろうと思って、当てがねとハンマーを用意。

夜中に一人でやったんだけど、当てがね滑らせて自分の鼻を直撃。
大人になって初めて鼻血だしてちょっと新鮮気分。

なんか、車運が悪すぎる。
ちょっと前に軽く事故ったし。

物を作ると物を壊す。
意外とバランスをとれるようになってるのかも、、と考えた。


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June 12, 2005

Fiatな日。

まいど

とりあえず業務連絡。

ボルトの件ですが、一件転移先不明で戻ってきちゃいました。

品川区 ○○ 5-○○-○○-812
○ ○英様 一本ご希望。

あと、先日書いた、、
会期中に買ってくださった方で名前の記載が無かった方。

5/12
神奈川県平塚市○○○○ ○○-17 ボルト一本ご希望さま

お心当たりの方はご連絡くださーい。

さて。
仕事の関係でちょっと楽しい出会いがまたひとつ。
ひょんなことで、またもFIATのボディをもらう事に。

今回もハングドマンTと引き取りに向かう。
で、早速、今回の反省点。

現場は車屋さんということで、フォークくらいはあるだろうと。
車のオーナーもあるって言ってた。
実は無かったと。

だったら、こっちは二人いるから、お店の人総出で手伝ってもらえば人力でいけるだろうと。
実はお店には一人しか人がいなかったと。

ま、朝にした電話で発覚していたので、腹はくくってある。
ただ、一つ気になるのは、現場が思い出の地、港北。
奇しくも、Tが500キロの下敷きになり奇跡の生還をはたした、、、、
ぶっちゃけ縁起の悪い場所。

VFSH0014

車はとても綺麗。
なんだか、部品もすべてバラバラになっているので、そこまで重くなさそう。
ホント、プラモデルみたい。

で、たしかに現場にはフォークもないし、一人しかいなかったので、3人で気合をいれて載せてみる。
Tには、今度やばくなったら下敷きになる前に逃げろと言い、やってみた。

fiaton

あっさり、載った。
なんつーか。
超余裕。
多分、二人でもいける。

これだからFiat大好き。


今年の夏はやりたい事でいっぱいだ。


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January 03, 2005

あけました。

あけましておめでとうございます。

あけましたね、年。
大晦日のベストバウトは五味VSパルバー。
K-1はグダグダすぎ。

昨年末はちょっと凹んでいた。
彼女がいない年越し、とかそんなありがちな凹みではなくて、死にかけた。

アトリエの天井にあった鉄骨が、

 

落ちてきた。


これも凹んだ。

ヤバかった。
当たったら死ぬところだった。
死神見えた気がしたよ、、

なにが凹むって、自分がドジった事。
さすがに不安に感じた、生きて年が越せるかと。
そんなわけで、まじめに仕事してましたわ。

ともあれ、無事に年は越せたので結果オーライ。
今年もガンガンいくよ。

来週くらいで、続いてる仕事もひと段落するので、終わったらロボ集中月間にするつもり。
今年は色々とロボがらみも考えているのでお楽しみに。
早いところ初詣行きたいっす。

そんなこんなで、今年もよろしくお願いします。


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December 29, 2004

雪が積もりました。

まいど。

年の瀬だろうが色々ありますな。
yodaさんがコメントでくれた、アラスカの巨大ロボ
とうとう来たか、、、
実は、スコープドッグを作る傍ら、誰か他のAT作り始めたら面白いなぁ、、
と思っていた。

刺客はアラスカから来たか、、
宣戦布告、受けて立つ。

アラスカの26歳の若者。
日本を舐めるでないぞ。
俺は日本の誇る打撃系の職業、鍛冶屋だよ。
武闘派で売ってるし。

嘘。
動ければ、アラスカまで行くんだけどねぇ。
うちも油圧組みたいなぁ、、、
腰落として、ダッシュでショルダータックルくらいならカマせそうな気はするんだけど。
アラスカかぁ、山梨のアトリエよりも寒いんだろうなぁ。
結局、どっちも動かなくて素手で殴り合いとかになるんだろうなぁ。
ボクサー骨折した俺にはちとキツイかも。
冷えると手、痛いし。

とりあえずね、来年の目標はロボ1参加。
あわよくば優勝。

というかね。
もう終わっちゃったのかも知れないけど、ジャンクヤードバトル?ジャンクヤードウォーズ?
そんな、感じのアメリカ産のバカテレビを衛星でやってた。
でっかい、ジャンクパーツの転がったフィールドで、2チームがお題に沿ったものをその場で作って対決。
なんか、相手チームが作った部品をこっそり盗むのもありとかって感じで、面白かった。
一回しか見たことないけど。

日本にだってさ、面白いヤツは色々といると思うのよ。
日本予選やって、海外に殴りこみとかテレビの人やらないかな。

スコープドッグは乗るの恐いから、ラジコンにすっか。

 

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December 23, 2004

年末進行。

まいど。

ココログの編集の仕様が少し変わったので手間取っております。
最近はubicastBloggerというのを使ってるから関係ないんだけど。

どうやら今年も仕事が終わらないのでアトリエで一人ぽつんと年越しです。

本日は昼に都内入りで、材料の買出しとギャラリーの下見に行こうとしてたんだけど、、、
昼に実家でご飯を食べていたら、母親に”酷い顔”と言われた。
なにせ口の悪い人間なんだけど、そういえば車の運転中も妙に顔が熱かった。

目の辺りが真っ赤。
最近は頭にタオルの口にマスクで仕事をしてるんだけど、
どうやら、露出した目の辺りだけ焼けたみたい。
溶接の光とかを浴びてると、酷い日焼けみたくなることがある。
ここん所体調が悪かったのと仕事をがんばりすぎた模様。
溶接ん時はちゃんとマスクかぶってるんだけどねぇ、、プラズマんときかなぁ、、

とりあえずは買い物に行ったけれど、クリスマスの買い物の人でごった返してる。
で、ふとみた映画のキャラクター。
最近やってるアニメの映画の家族全員スーパーマンのやつ。
あれの子供にそっくり。
なんか、なにもかもが嫌になったので買い物済まして、ギャラリーの下見はパス。
なにをしに行ったんだか。

借りた母親の車を返すのも目的の一つだったので、帰りはバスでアトリエへ。
新宿でバスを待っていたら、福袋と書いてある紙袋を沢山持った人がやたら騒いでいた。
どうやら、バスの搭乗の場所が変わったことに大層腹を立てている様子で、係員に大声で怒鳴ってる。
聞いてると、なんだか理不尽な文句を言ってるし、”2号車はどこだ?”ってまた騒ぎ出す。
俺と同じバスだ、、、、
大騒ぎしたらとっちめてやろうと思って、内心ちょっとドキドキ。

んで、係員の人が2号車着ましたよ~ってその人に優しく言うんだけど、
その人、あれが2号車だな~っていいながら、全然関係ない走っているバス追っかけて走る。
結局、その人2号車には乗らずじまいだったんだけど、どこまで行っちゃったのやら。

実りの少ない一日だった。

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November 15, 2004

1/1 巨大ロボ製作 奈良事変

まいど。

怪我をしてからはや二週間。
三日で復帰すると息巻いてはみたものの、周囲の説得に負けてちゃんと保養している。

あふれ出るやる気!
全開で空回りって感じ。
そんなこんなの二週間を総まとめ。

思い出せば、珍しく同僚に自分込みの写真を撮ってもらった。

yousetu1.jpg

溶接バリバリ。

doriru.jpg

ドリルでグイグイ。
で、この作業の延長線で持ってるドリルが暴れて手を捻られたと。
なんか分からないけど気を抜いたんだろうねぇ。

今回はちょっと長い。

で、このあふれ出るやる気をどこに持っていこうかと考えた。
忙しいときにできない事をまとめてやろうと決めた結果、前から導入を考えていたフォークリフトを購入することに。
いつものヤフオクで探すと残り時間10分で3万5000円入札の電動フォークを発見。
いくらなんでも3万円台って事は無いだろうと思って入札してみたら、うっかり落ちた。
場所は淡路島、取りに行くぞ!って前日に確認の電話を入れたら先方に繋がらない。
騙された?

な~んか、若い女の子が代理出展だったらしいんだけど、後日、電話番号の記載等々を間違ってよこしたと判明。
予定ががたがたになってしまったので、訳を話して円満キャンセル。

意気消沈していると、まだまだあるもんだ。
今度は奈良で8万500円のエンジンユンボ2t積み。
予算はオーバーだけど、逃しちゃいけない雰囲気だった。

例の如く、”ハングドマン”Tに来てもらい一路奈良へ。
しかしながら、なんか出だしが良くなかった。

torakku.jpg

デカイトラックを借りての出陣なので駐車場のチケットにどうにも手が届かない。
ドアを開けて無理な体勢で取ろうとしたら右手に激痛、なんかがずれた感じ。
早速、ドライバーを代わってもらう事になった。

ちょくちょく出てくる”ハングドマン”Tは小学校からの友達で、前回のフィアット500の引き取りなどなんかあるたびに(特に遠出)来てもらう。
で、なにげに一緒になにかをするとかなりの打率で災いが起こる。
過去に500キロの下敷きにして殺しかけたことすらある。
奇跡が起こったように無傷で帰還したので毎回の如く結果オーライ。
そんなTの本業はバーのマネージャーだったりする。
ついでにい言うと、夜の仕事なので今回も徹夜明け。

で、なんだか最近Tの周辺でよくない事が続いていて、友人3人とお払いに行ってきたらしく「今日は大丈夫と」おっしゃる。
そんな道中、東名は工事で大渋滞、雨もパラパラ。

Tの携帯に電話。
一緒にお払いに行った友人が早くもバイクで事故った模様。
数分後、俺の携帯。
女の子の友達が脚立から落ちてアゴを強打して凹んでいる、とのメール。
嘘のようだけど、ホントの話。
どう考えても不吉。

雨は土砂降り。
先方に渋滞で遅れる旨を電話。
そしたら先方「雨が酷くて、フォークリフトで出られへん」との事。
既に、出発してから6時間、奈良に入った途端にこれか?
我々が手伝ってくれたらなんとか出ると思うからとりあえず来てくれと。

一時間後
更なる土砂降り。
先方に電話。
「雨が止まないから、ガケが崩れる。フォーク出せてもトラックで運べへん」
予定では、先方のクレーン付きトラックで我々のトラックに積み替える予定だった。
偶然、今回のトラックはニッケンで空きがなかったので他のレンタル屋で調達したんだけれども、普通の4tがないので代価車両としてクレーン付きを貸してくれた。
そのクレーンで積む事に作戦を変更しての現地の一発勝負。
このクレーンで積めなかったら、、、レンタル、高速、燃料で5万は飛ぶな、、、と凹む。

現地に着くと雨は上がっていたけども既に真っ暗。
フォークはたしかにガケの上にあった。
歩いてあがるときに「ここはこないだの台風で崩れた跡」と教えてくれる。
ほんとにグズグズ。
フォークを出そうにも、地面がズブズブなのでどうにもならない。
我々二人がフォークに乗ってバックしつつ、後ろから別のフォークで引っ張る。
泥だらけになりつつ、なんとか成功。

で、下界に降りる。
gake2.jpg

道は狭い  

4tトラックの幅はこんくらいなので、たしかに降りられない。
明るければなんとかなるんだろうけどね。

さぁて、積み込みと意気込んでみる。
先方さん、フツーに道路で積み込み開始。
我々のレンタルクレーンを作動
変な音が。
「外れてるやん!」
???

yunikku.jpg

このクレーンをトラックに固定しているボルトが緩みまくってるじゃん、、、

burabura.jpg

あったまきたから返却時に写真も撮っといたし、文句も言った。
ついでに言うと、走行時にも目の前に収納されているフックがだんだん降りてきたりと大変だった。
まぁ、クレーン使うつもりで借りていないから、それ以上は言わなかったけど。

周りも暗いし、他にどんな整備不良があるか分かったもんじゃないので使用停止。

そんなこんなで、最近は温和だと言われている俺もぶち切れ気味。
「もうだめ!諦めた!帰る!」、だって不吉だし、怪我にもナーバスになってるし。
そしたら先方、「遠くから来てもらってそうは行かん」との事。
要は、あのガケっぷちの狭いくねくね道をクレーン車で降りてくるという事。

ぶっちゃけ、死にたくも怪我もしたくないという旨を伝えると
「自分が落ちて死んでも文句は言わん」との事。
文句は言わなくても問題は残るでしょう、、?
ダメを出していると、Tが「やらせてみよう」と。

今一度、ガケを確認しつつ登ると、タイヤの跡がアスファルトの舗装部分から明らかにはみ出している。

で、トラックへ。
「一人じゃ下見れんから、一人乗って~もう一人は降りてライトで足元照らして~」との事。
話がちが~う。
死ぬのは、あんただけじゃないんか!?

さすがにここでTを載せるわけにも行かず、覚悟を決めた。
ヤバイポイントは3箇所。
乗ってみても下見ても、タイヤなんて良く見えない。
で、横では「夜なんて、よう降りれへんわ、、雨の日は絶対に無理や、、、」ってブツブツおっしゃる人がいらっしゃる。
でも、発車。

第一ポイントで(ちょうど上の写真の先あたり)右の壁をゴリゴリ擦りながらクリア。
恐いなんてもんじゃない。

shi.jpg

素朴な質問をしてみた。
「これ、地面崩れたらゴロンっていくよね?」
ゴロンって行くね~との答え。
「だったら、窓から身を乗り出してタイヤ見てたらアブねーだろうが!」って言ってみた。
落ちたらどっちでもいっしょやん、とおっしゃる。
その通り。

タイヤが地面にめり込み始めたら言って、と言われていたんだが、めり込み始めたらどうするつもりだったのだろうか。
未だに疑問。

果たして降りきった。
それなりに修羅場はくぐって来た自負はあったのだが、掛け値なしに恐かった。
吐き気とかしてきたもん。
なぜ、お金を払ってまで奈良へ来て、初めて会った人と命を掛けているのか心底疑問だった。

とはいえ、やりきった。
そして、あとは積んでしまえば一件落着。

一旦、フォークを彼の車に積んで、広い駐車場に移動。

fouku.jpg

ここで我々のトラックに積み替えれば終了。
安心感で彼とも打ち解け「いや~最初はダメかと思ったねぇ~」なんて、談笑。
聞くに、この人も色々となんでも作る人、面白いねぇ。

これもだよ、と差した先にはたった今積み込んだ彼のクレーン車。
初めて明かりの下で見たクレーン車はカラフルだった。

karafuru.jpg

なんでも、5台分くらいのトラックの部品を集めて自分で組上げたらしい。
だから、クレーンも部品によって色が違う。
うっかりカギをかけると、全部のドアのカギが違うからエラい事になるとの事。

今更ながらに、これで積むのかよぉ、、、、と去ったばかりの不安が舞い戻ってくる。
正直逃げ出したかった。

で、案の定というか当たり前というか、彼には分かっていた事らしいが、積み替え時にクレーン車が傾いた。
逃げたねぇ、彼を置いて。

彼は動じずに作業終了。

その後に、近くの食堂でお食事。
始めは”雨降ってんのが分かったら、なんで先に移動させとかないの”と切れぎみだったが、結構気の合いそうな面白いいい人だった。
仲間が増えた気分。
フォークの代金、ちょっと安くしてくれたし。

今回ばっかりは、怪我を増やしたくない気持ちも強かったので早々に諦めた自分がいた。
Tが「なんだかんだと最後はいつも丸く収まるじゃんか、やってみよう」と言ってくれたから出来た。
コイツにゃ、毎回助けられる。
人生にはいい友達が必要だよ。

そして、帰路へ。
行きはTの運転だったので、帰りは俺。
8時に奈良を出て、東名の工事渋滞に止められながらアトリエに戻ったのが3時半。

結局、朝9時出の朝の3時戻りの日帰り奈良ツアーになった。
雨で鹿も見れなかったし、時間が無くて大仏も見れんかった。

無事に終了。
と思いきや。
次の日、フォークにガソリン入れたら、そこは作動油の口だと判明。
作動油9.5:ガソリン0・5くらいの、ブレンド作動油になっちゃった、、、
どうすりゃいいのか、、作動油を入れ替えるほどのお金は残されていない。

owari.jpg

なにはともあれ、マイ重機。
これで、ロボの移動も楽チン&重量もそんなに気を使わなくても済む。

チンクフォークとかは作らない。


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October 29, 2004

泣けた、、、

YOさんから頂いたコメント拝見しました。
チンクチェント保護法、、泣けた。

粋だ、粋すぎる。
日本じゃ、古い車はむしろ増税!規制!規制!
捨てれ!古い車!
買え!新車!
そんな感じなのにねぇ。

文化ってこういうことだよね。
経済の発展以外にも幸せな事は沢山あるよねぇ。

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October 20, 2004

青くてキモイ、それがマック?

なんだか、最近ネットに毒されつつあります。
接点t!が頭から離れない、、、

リンク元サイトを見ていて面白いのを発見。
コチラ


笑った。
yeah it is a mac!ってさ、、日本語分かって載せてるわけじゃないよねぇ、多分。
自分の書いたのを変なところで見つけるのって妙な気分。
なんかシュールな感じだねぇ。

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September 25, 2004

つらつらと、、その3

その一

FIAT500の事。
先々週くらいの話。
とあるご縁で車検の切れたFIAT500を頂けるということで、クレーンで吊った”ハングドマン”ことTとトラックで引き取りに行った。
FIAT500は、ボディが鬼門で(もともとの鉄の質も悪いので腐りやすい上に、イタリアの気候仕様なので、日本の湿気にめっぽう弱い)直すのはとても大変。
車検に通るようにちゃんと直すのも大変との事でなにか面白く使う事を条件に、、、

引き取りは会社のトラックを借りていくんだけど、これがFIATを載せるとピッタリ。
しかし、ピッタリすぎてローダー?というかちゃんとした橋みたいなものを載せる余地が無い。
そこで、現場で作ってしまおうと思い立った、というかそれしか考え付かなかった。

hashi.jpg

こんな感じ。

FIATは軽いから楽勝、、と思っていたのだが思いのほか坂が急なのとエンジンも込みだと以外と重くなるという盲点をつかれて、押し上げるのを断念。
Tの運転で車の力も借りることに。

快調!と思いきや、坂の途中でエンスト。
エンジンかけ直して、、、どうやら少しふかしすぎたらしい。

fiat5.jpg

橋の左側がすっとんでいった。
当たり前だけど、車体は横転しかけてかなり焦った。
運転してるTはもっと焦っていて色々と叫んでいた気がする。
実際には後輪はかろうじて地面についたので3点で落ちはしなかった、でもとても怖かった。
とりあえず、こんなときは笑っておかないと周りの人に心配されてしまう事は知っているので、げらげら笑っておいた。

笑いながらも、坂を作り直すんだけど内心はもちろん"ヤバイ”と思っている。
再度、ドライバーをするTは、スタントマン張りのプレッシャー、こういうときにコイツは寡黙になる。

123.jpg


なんとか載って結果オーライ。
現場の車屋さんの人達も巻き込んでの車載であった。
正直、現場に人がいなかったらやばかった。
溢れる達成感。

しかしながら、、こうしてちょっとした達成感に溺れて経過を反省しないから、いつもこうなると二人で話し合った。
日々成長ですよ。

それはそうと、やはりかなり動揺したらしく、坂製作に使ったハンマーもバールも全部まとめて忘れてきた。
横転しかけの写真も撮るのを忘れていた。
がっかり。

そして、車をくださった”かりぷそ”さん。
目の前で、愛車を転ばしかけてほんと、ごめんなさい。

その2

ココログ展準備に、車いじり、そしてボトムズ。
なにかと忙しかったお休み中、食事を作る時間も惜しかったので外食&コンビニ通い。

本日は、お客様が沢山来るということで、お茶を仕入れに行く前にATMへ。
そういえば、部品やら色々入用でお金を沢山使っていた、、、、残金2000円?
手持ちは1000円?併せて3000円?成人男子としてはこころもとない金額。
生きるすべを見失った気分、お茶もいっぱい買っちゃったし。

その3

その本日のお客様というのが、HJ誌とサンライズの皆様と大河原邦夫さん。
もちろんボトムズを見に来てくださったのだけれども、皆様喜んで下さったようで一安心。
勝手に作って大河原さんは怒っていやしないかと、心配だったのだけれども寛大な方だった。
ほんとに感謝しております。
野本さんも1/12のテストショット(ボディのみ)を持ってきてくれたので、大変参考になった。
というか、野本さんは大変面白い人だった。
とにかく皆様、最後まできっちり作りますので、何卒、よろしくお願いします。

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September 23, 2004

Dr.Negotiater

休みも終わりか、、、ぁぁ短かった遅い盆休み、、
と、思ったら世の中も連休だったりするじゃないですか。
俺は騙されていたのかも。
全然特別な休みじゃないじゃん。

なんかちっちゃい切り傷とか火傷が増えたので、怪我の話なぞを。

我々のような野蛮な仕事の人達はなにかと”怪我自慢”とか好きな訳ですよ。
まぁ、人によっては洒落にならない話で引く事もしばしば。

そんな私も聞くのは嫌いだけど言うのは大好き。

2年ほど前の多分夏。
とある部品を解体したくて、部品にハンマーを当てて、そのハンマーを叩くという作業をしていた。

hammer.gif


こんな感じ。
ガツガツやっていたら、突然ほっぺたの上の方に”ビシ!”っとなにかが当たった感触。
痛ってぇ~と思って、手をあてがったらまっかっか。
血がぼとぼとぼと~
部品にあてたハンマーの後ろが叩いた拍子に砕け飛んできた模様。

痛いというよりも、怪我したことがかっこ悪いので仲間には言わずに傷にタイガーバームを塗りこんで絆創膏。
ちなみに火傷にも切り傷にもなんでもかんでもタイガーバームは本当に良く効く。
そんで仕事を続行。

顔だから血が沢山出るのは当たり前だし、破片がぶつかったのだから青タンになるのもしょうがない。
殴られたボクサーのような顔をして3日目、遊びに来た当時の彼女が”3日もそのままじゃおかしい”と言い出して、一路病院へ。

とりあえずはお決まりのレントゲン直行。
そしたら、、


Xray1.jpg


はいっとるがな。


xray2.jpg

ここに。

正直、びびった。
医者の先生、”入ってるね~、取る?”とおっしゃる。
顔にメスっすか!?今すぐっすか!?とびびくる俺に一言。
”昔の兵隊さんは鉄砲の弾とか体に入ったままの人もいたし、取らなくても大丈夫だよ、別に”

今すぐに取ってくれとお願いしましたよ。
この先生、なかなか人を操るのがうまい。

結局は、メスを入れることも無く、スキャン?をかけながらモニターを見つつ(レントゲンの動画みたいな感じ)傷口にピンセットを突っ込み、そのまま異物を抜き出すという方法で大成功。

kusabi.jpg


出てきたのはクサビ状のいかにも危なそうな金属片。
先生曰く、鼻の脇から目の下までいってるから涙とか出なくなるかもよ、との事。
とりあえず、現在に至ってその症状はでなかった、涙腺は無事だったらしい、よかった。

ちなみにレントゲン写真は、焼き増ししてくださいなとお願いするとしてくれる。
これも多分7割引。
サービスいいね、病院大好き。

他に、自分的に一番の惨事になった丸焼け事件もある。

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September 05, 2004

人生をちょっと考えた。

本日、珍しく記事二本目。

なんか、雨の多さが洒落になんないですな。
ずいぶん前から愚痴っているのだけれど、大雨の度に例の窓経由で床がびちゃびちゃになるんで、ほんと雨の量を減らしてください。
なんか、また台風来てるし。
洗濯も出来ないじゃん。

そんなこんなで一昨日の事。

5月頃にこんなのを買った。
DSC00369.jpg

アントリウム。
NASAの開発した、蟻の育成キット?
なんでも宇宙の実験用にシャトルに乗せていったらしいですよ。
こういう飼育キットとかには昔から弱いのとNASAと書かれているとつい買っちゃう気持ちは男にゃあると思う。
その頃はちょっとした野望があった。
とりあえず、この飼育が成功した暁には、、、

ari.jpg

こんな、俺様蟻帝国を作ろうかと思っていた。
友達にガラス野郎がいるので3×6(さぶろく、900*1800、畳一畳の広さ)の厚手の強化ガラス発注してもらって、鉄で枠作って、、、想像するときはお金の計算は無し。
あと、地震がきたら、、、とかネガティブ想像も無しの方向。

そん事を胸に秘めつつ、蟻との生活をおくっていた。

とりあえず、家族は7匹。
俺には誰が誰だか見分けがつかないので、最初に死んじゃったやつから一郎(早く死ぬ->寿命がそこまで->天寿をまっとうしたならば早く生まれた可能性が高い=長男)としてみた。

こいつらがんがん働くのかと思ってたら、トンネル堀は大体1~2匹ががしがし働いて、後は遊んでる。
人間とかわらない気がする。

そんななか、一郎が死んだ。
なんか弱ってるのがいるな~と思ってたら、丸まって、挙句の果てにばらばらになってた。
そうすると、仲間は巣から運び出す、説明書に書いてあったとおりなだけになにかもの悲しい。

その後、一昨日までは残りの6匹すくすくと育ち?暮らしていた。
俺本人は、愛着をもって接していたのだけれど、お客様に「なにか不憫」と指摘される事も多く、トンネルも掘り終わったようでまったりとぬるま湯の生活をしている蟻達を見たら、たしかに不憫なやつらだ、、、と感じたので開放する事に。

と言っても、この青いゼリーは全部彼らのエサであって、考えようよっちゃ天国かもしれない。
そんなわけで、蓋をあけたままで様子を見ようと、彼らが気に入っていればここを本拠地にして生活するかもしれないと。

ari2.jpg

達者で暮らせ。

玄関のヘリのすぐ下は外というシュチュエーション。
案外とすぐには出て行かない。
とりあえずは、自分の仕事もあるので時々見に来る事に。

速攻、二郎がデカイ蟻に咥えられ拉致されて行った。
助けようとはしたんだが、逃げられた。

数時間後、三郎はケースの脇でやたら小さいクモに絡め取られていた。
絶命していた。

四郎と五郎は無事に逃げたのか消息不明。
六郎と末吉は未だトンネルの最下層で家族の帰りを待っている様子。
なんか物凄い悲しい物語を見てしまったと言うか、これでよかったのか悩む。
しょうがないから、これも人生と考えるしかないんだけど。
悪い事した、、、。


余談なんだけれど、これを買った人って結構おおいと思うんだけど、このゼリー食べてみた人っている?
結構、好奇心に駆られると素直になんでも食べてみる方なんだけど、これにはどうも手が出ない。
好奇心はたっぷりあるし、冒険する気持ちもあるんだけど成人としての倫理が自分を止める。
俺の中ではドッグフードが境界線って感じ。
下手に食って、美味しかったら全部食っちゃいそうで怖い。
栄養もありそうだから、(なんつったってこれで三千円もするんだし)いよいよヤバイ時には食べてしまいそうな気がする。
経験者の連絡を待つ。

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August 21, 2004

今日は寒い、、、

昨日は、都内での打ち合わせ、暑かった、、
本日は、雨の山梨、、寒い、、、
体がもたないよ。

打ち合わせもですが、その後にメールを読んだりしていたら、、なんかビックウェーブがきそうです。
先日のネットランナーの件は色々と同情メールやその他、ありがとうございました。
忘れましょ。
つまらないことは。

気を取り直して、、、

寒いので手に汗握ることを思い出しました。

たしか、オペラのセットを作っていた頃だと思う。
吉祥寺の幼馴染でかれこれ20年は付き合っている奴らがいるんですが、なかなかどうして、手先も頭も器用な連中で、仕事の手伝いをよくしてもらいます。
仮名でTとKとしておきます。
Tとの話。

時々、作ったものがでかくなると人力ではどうにもならないので、クレーン車をレンタルしてきて積み込んだりします。
その当時、まだまだクレーン車とか面白くてしょうがない年頃だったので、少し早めに借りてアトリエで遊ぼうということに。
当然、クレーンのフックに手を掛けて吊り上げてもらったり、楽しい時間をすごすわけです。

kuren.gif

こんな感じ。
で、男としてはぜひとも限界まで試したいと思うものであります。
自分は、時々高所恐怖症になるのですが、Tは高いところも大好きなプチサイコな人間で、自ら”とりあえず一番高くへ”と言うのでいけるところまで高くしてやりました。

kuren2.gif

ぐ~んとあがること10メーターくらい、ひょっとしたらもっとあったのかな。
下から見る情景もかなり面白く、げらげら笑っておりました。
写真撮ったり。
Tも昔から高いところが好きとはいえスゲーな~、なんか嬉しそうにしゃべってんぞ~~~と。
これ、クレーンの作動時って騒音が凄いんすよ、エンジンふかすから。
なに喋ってんのかな?
そんな気持ちで、上空のTに眼を凝らし耳を傾けると

「降ろせー!!!」

割にいつもクールを気取ってる奴が、たまにしか見せない必死の形相で叫んでるじゃないすか。
さすがに慌てて降ろして事なきを得ましたが、こっちも焦りましたわ。
本人曰く、”かなりやばかった"とのこと。

もうクレーンでは遊びません。

この話をするたびに、手のひらに嫌な汗かきます。

実は、この数週間後に「上げろー!!!」とTが叫ぶ大事件があったのですが、さすがに書けねぇ。

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August 13, 2004

鍛冶屋の豆知識 その2

鍛冶屋の豆知識、鍛冶屋料理。

基本的に料理は嫌いだけど、体力維持の為に食べなければいけない。
特に今の季節、夏。
仕事が忙しくなったときのメニューは、一週間同じ物を平気で食ってたりする。
ちなみに、実家に帰ったときに二日同じメニューが並ぶと結構ムッとする。
大体、トマトベースにジャガイモ、高野豆腐の粉々にしたの(どっかで栄養があると聞いた)、ニンジンとかぼちゃをレンジで蒸してペーストにしたもの、豚の硬い肉、たまねぎのみじん切り、ブイヨン。
こんな感じで、パックにつめて冷凍する。
これを毎日、煮込んでご飯を突っ込んでトマトベースのリゾットにする。
聞こえはいいが不味くてそのままでは食えないから、タバスコをがんがんいく。
この食事の利点は、仕事を無事クリアした後、外に食事に行くと驚愕の美味しさ。
仕事が終わってホントによかったと心底思う。
自分の中では栄養問題はクリアしているし。

とはいえ、出来れば毎日普通のもの食べるほうが、もちろんいい。
しかしながら、この仕事、想像力と作る気持ちを全部使っちゃうから、料理なんぞにはまわらないんだよね。

そんな過去の自分もいたが、最近は体も弱ってきたのでがんばって作る方向ではやっている。
そして、時々ハッとするような料理のアイディアが浮かぶ。

友人のバーで昔は、軽い料理も出していた事があった。
新メニューとして閃いたのが、、、、

スパゲティベースにビーフンを混ぜ込みスープスパ状にした料理。
名づけて「スパゲーフン」

supagefun.jpg


名前先行型のアイディアではあるが、名前がいいのはとてもいい。
スープパスタの類って、パスタにスープがもっと絡むべきだとおもっていたから、そこにビーフン。
細くてまとまるから、スープの含みもすこぶるいい。
これを、友人の料理長兼コック(兼マネージャー)に提案した。

数日後に感想を聞くと、ゲロ不味かったそうだ。
パスタとビーフンは合わないらしい。

そして、本日、昼で時間が無いのに食材もご飯も無い。
ピンチにこそ発想はやって来る。

カレーにスパゲティで「カレゲティ」
名前がいいねぇ。

karegetey.jpg


これがお勧め!
発想の勝利。
俺は食えなかったけど。
ボンカレー以外ならなんとかなると思う。


思い出した、、、、
ガキのときに、カップラーメンの粉末スープのかわりにインスタントコーヒーいれて作った。
母親マジギレ。

結局、最後まで食べざるをえなくなって、半泣きで水洗いしながら食べた。
食に関する趣向はこの母親の折檻にあったと言わざるをえない。

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August 09, 2004

始まり。

初めて鉄で作った物。

farst.jpg

こんなの。
ベースギターね。

1991年製、、、、、なんだかんだと13年も前、、、年もとるはずだよ。
夏休みにアトリエに遊びに来て、みようみまねで一ヶ月くらいはかかった。
溶接とバーナーとハンマーだけで。
デカイ機械なんて、怖くて触れなかった。
そもそも、アトリエでは邪魔者扱いされていた頃なので、夜中にひっそりやっていたし、誰もなんも教えてくんなかったし。
雪の中、「お前の入る場所はねぇ!」とか言われて、ざんざん降る雪のなかで作業させられた事もある。
思い出したらむらむらと腹が立ってきた、、あの野郎、、、、

昔から、なんか動かないと気がすまない人間なので、当然、音は鳴る。
ベースギターだもん。
ちなみに自分は楽器はさっぱり弾けない。
すげー音痴だし、ついでに極度の方向音痴でもある。
なぜにギターじゃなくてベース?と、当時もよく聞かれたんだけど、柄が長くてかっちょいいから、って感じだった気がする。
当然、チューニングとかもさっぱり分からないので当時の彼女のお父さんにやってもらった(笑)
出来ない事を人に頼むと仲良くなれる、割と世渡り上手だったかも。

おきまりの重量10キロ。
肩がこりますな。

FROMa.jpg

当時は世の中も景気が良かったので、公募展がゴロゴロしていた。
ちょうど、バイト探しているときにFROM-Aなる雑誌を見ていたら、FROM-A-THE-ARTというコンペを見つけたので、作ったからには!と、早速応募。
なにげに佳作かなんかとって、賞金5万。
バイトよりもちょろいなと恐ろしい事を考えていた。
知らないのは怖い。

ここでいい気になって、今に至る。
なんか、分岐点の少ない人生だな、、

思い出した、、
授賞式でもらった賞金の封筒には現金じゃなくて目録?みたいな感じで、振込み金額が書いてあった。
これが5万ぴったしじゃなくって、少し多め。
やりぃ!と思ったら、源泉徴収分だった。(源泉分を引いて5万ぴったしになる)
大人の社会の仕組みに触れた一瞬、そして確定申告なんて知らなかった俺。
源泉分返せよ。


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July 27, 2004

週末と週の始まり。

やっと、カテゴリの意味が分かったので編集してみました。
分かりやすくなっているといいんだけど。

週末は、夏休み企画という事でバーベQ。
バーベQ前に、友達と洞窟に暑さ払い&探検!

DSC01286.JPG

氷柱!!
つ~か寒い!!
いわゆる有料のところではないので、人もいない秘密の穴場。
ちょっと危険。

DSC01284.JPG

そんな中、友達の一人が地面の氷に滑って頭を強打。
音を聞いたとき、「あ、死んだ」と普通に思ってしまった。
そんくらいの音だった。


そしてバーベQ。
ひさびさにちゃんと食事した気がした。
なにはともあれ、こんな時に田舎暮らしはいいよね~と思う。
思い起こせば、少年時代。
ここいら辺に来るのは本当に探検気分だった。
東京の実家のまわりとかで、友達が空き家を見つけた!!という事で行ってみるも、廃屋然としたたたずまいに皆、中に入る勇気が出ず、ガラスめがけて石投げたりそんなことしかできなかった。
そんな10歳くらいの子供がこんなところに来たら、周りは自然がいっぱい、楽しいわけです。
ちょうど、アトリエを立ててくれた大工さんの同い年の息子さんと友達になり、”木の上に家を作ろう!”とトムソーヤ的な冒険を身近に夢見たりしたもんです。

house.gif

当時から、思いついたら即実行の人だったのでまずは、材料を探しに森へ出かけました。
木も必要だったけど、大きな窓、というのがメインコンセプトだったので、捨ててある車のフロントグラスを手に入れようということに。
山道を散策しているうちに、数台の車が捨ててある場所を発見、急いでアトリエに戻り、運搬用の一輪車(工事現場で使う奴)とカッターナイフを持って一路、現場へ。
プラモ少年だったので、今考えても、いとも簡単にフロントグラスをとる方法を見つけ出し(ゴムを裂いた)、3台くらいの車から根こそぎガラスを取って帰り(重かった!)ました。
結局、夏休みは終わってしまい、東京の普通の生活に戻ってしまったので、木の上の秘密基地は実現しませんでした。


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本当に、10歳児の脳では状況の判断が甘かったとはいえ、皆でガラス割りまくった家も、車が捨ててあった場所も、旅行だかなんだかでたまたま人がいなかっただけというのが、、、、本当にスマンかった。
それに気づいた10歳児の苦悩も結構なもんだった。
20年も前の話だから時効だとは思うが、大人になった今、芯から反省してます。


そんな思いの週末。
そして、また胃を壊した週初め。
すげー面白い人と出会えた。
へんな物作ってる人!メール頂戴!

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July 23, 2004

鍛鉄、鍛造、ロートアイアン

鉄に関するご質問メールを頂く事が多くなりました。
鉄や作るという事に興味をもってもらえるという事を本当に嬉しく思います。

鉄をやってみたい!というメールも頂いています、ちょうど良い機会なのでたまにはまじめに書いてみます。

まず、鍛鉄、鍛造、ロートアイアンの違いについて。
僕らは鍛造(たんぞう)という言葉を主に使っていました、ですが、建築の現場では鍛鉄(たんてつ)と呼ぶことが多いようです。
あまり実感は無いのですが、ロートアイアンというのも一般的なようです。
ですので、鍛造、鍛鉄、ロートアイアン、すべて同じような意味になります(鍛造は船舶のシャフトなど、かなり規模の大きな物も含まれますが)
ネット検索などでは、鍛鉄、ロートアイアンがいいかもしれません。

どうしたら、この仕事ができるのか。
あまり商業的に成り立つ仕事ではありませんし、大きな業界でもないので、やはりアトリエに弟子入りというのが一般的です。
鍛造や鍛鉄専門の学校などはないと思いますので、美大の鍛金科や彫金科、職業訓練校を出た方が多いです。(これらが条件、という事ではありません)
各アトリエにはそれぞれのノウハウや環境があるので、色々見てみるのも面白いです。

どの辺が大変?
まず、怪我が多いです。
次に騒音の出る仕事なので、人がいないところにアトリエがあることが多い、その為環境が苛酷。
うちのアトリエの場合、冬がやたら寒いです。
週の初めは雪かきから始まる事もありますし、夜に仕事をしていて、コーラを飲もうとしたら凍っていた、なんてこともあります。
田舎暮らしが出来る人の方が向いているかも。
あと変な人が多い(笑)

日本の状況はこんな感じでしょうか。

参考に、リンク先の”鉄と仕事”コンテンツの中に、

DSC00505.jpg

”基礎の技術”(一番最初に会得しなければいけない技術)と

image009.jpg


スロバキアの鍛冶屋大会の様子を書いてみました。

くやしいですが、海外には鉄の学校があります。
月並みですが、10年若かったら行ってみたかも、なんて思います。
鉄に関して質問があればなんでもメールください。


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July 21, 2004

えずく?えづく?

急な打ち合わせで都内におりました。
やっぱり体調が優れないので、お昼は奮発して点滴にしてみました。
実家の方のそこそこ大きい病院に行ったんですが、受付の紙の”症状"の欄を書き込む時に、「ご飯が食べれません」ってのもなんなので、
ezuku.jpg
 ”えずく”と書いた。
ちゃんと、受付のねーちゃんに”えずく”でいいっすかねぇ?って聞いたし。
んで、診察うけて、ご希望通り点滴をしてもらうことに。

ベッドに横になり、かわいい看護婦さんに針を刺してもらい、うっとり気分。
そしたら、4人くらいの看護婦が部屋にどやどや入ってくるんですわ。

で、超好みな感じの気の強そ~うな美人看護婦が、、、、”えずく”ってなに?と。
はぁ?と思って、
”えずく”とは、、、、
胃がむかむかっとして、吐きそうになる状態(吐く寸前なんだけど、ゲーは出ない)
いわゆる、空ゲロ、と説明してやった。
そしたら、先生まで出てきて、辞書にも載ってないって言い出して(暇な病院だよ)、しまいにはお局っぽい看護婦から”どこの方言よ”とまで言われるしまつ。
吉祥寺生まれの吉祥寺育ちなんすけどね。
なんにしろ、涼しい病室で看護婦さんにかこまれるのはとても楽しい事なのでいいんですが。

で、時間もないので、点滴のスピード最速にしてもらい(それでも一時間もかかった)打ち合わせへ行って、帰りに薬をもらいに行った。
そこでも聞いたらやぱり誰にも通じないし、辞書まで出してもらって調べたんだけど無し。
絶対、母親が言っていたハズだ!と思って聞くと、あっさり裏切られた。
そういう状態は ”ゲッゲッ"て言うわよ、、だと。
意味わかんね。
えずくってどこの言葉っすか?


昨日と、今日、メールを下さった方。
実家で、取得したまんま忘れてきてしまいした、、ごめんなさい。
重要な用事がありましたら、申し訳ないですが、再メールおねがいします。


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July 19, 2004

鍛冶屋の豆知識。

鉄の仕事をしていると、腰がやばくなります。
ハンマーを振り回すのって案外と、肩から先しか(特に握力)使わないので、なにもしないと腹筋ぶよぶよだったりします。
背筋もしかり。
それなもので、鉄やっている人のほぼ100%は腰痛もち。
自分の場合、最近は仕事上製作よりもデザインや打ち合わせの比重も増えてきたので、体力的にはかなりのへたれになってきました。
ずいぶん前に友達といっしょに、バッティングセンターに行ったのですが、全然違う筋肉を使うのか筋肉痛。
ボールが飛ばないもんだから、変な力入れすぎたのもあるのでしょうが。

筋肉痛はさておき、ボールが飛ばないのも大問題。
打撃系の職業としてのプライドがあるし。
考えた。

bat.jpg

鉄筋コンクリバット。
びっくりするぐらい飛んだ。

当りさえすれば、ばっかんばっかん飛ぶ。
結構使えます。

そのかわり。

手首がもげそうになるので、気をつけて遊んだほうがいいです。

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July 16, 2004

暑くてさ、、

夏はご飯が食べれませんよ。
特に自分で作る物なんぞ食えたもんじゃないですね。
日ごろから、根を詰めていくと気づけば主食はタウリンとかになってしまうので、無理して食べなきゃいかんですけどね。
昨日、飲んでいてそんなエピソードを思い出しました。
また高校の時なんですが、4時限目にとある数学の先生に当たると、そいつは始まります。
授業の中盤になると「始めるぞ~まずは500円!」(先生がね)
始まりは500円で100円ずつ上乗せされていき、1000円を越えた辺りでクラスがざわめき始め、、、
生徒の誰かが手を挙げて、逆オークション終了。

生徒は先生に落札額で自分の弁当を売るんですな。

で、先生はその場で弁当をむさぼり食べ、生徒は学食で食べて差額を着服するわけです。
ぁぁ、母親の愛情も売れるんだ~と眺めていた光景なんですが、思えば先生は今の自分と同じような年。
こう食欲がでないとなんだか気持ちもわかりますわ。

と、サイトもちょっとだけ更新できました。

面白そうだから作った。
shikomi.jpg
こんなのがあります。

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July 13, 2004

FIAT500壊れる。

なんか暑い夏だと思ってたら、愛車のFIAT500のエンジンが焼きついてしまった。
大好きな車なのでショックはでかい。
慌てふためきエンジンを開けてみたら、ピストンは問題なかったのだが、クランクシャフトのメタル焼付けをおこしていた。
オイルもちゃんとしていたんだけど、もう30年も前の車なのでオイルの通り道がふさがっちゃったりしたみたい。
fiat651.jpg
クランクシャフトの研磨が必要か、、、、いくらかかるんだろう。


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July 12, 2004

人力はあなどれない。

人力はあなどれない。

高校の時の事なんだけど、球技大会という行事があった。
男子校だったのでまじめにやる必要なんぞさらさら無く、そんな中の綱引きで起こった現象。
球技大会だってのに綱引きがある時点でおかしいんだけどね。

大会のコンセプトにそった競技(球技)には、部活とかやってる奴がやるんだけど綱引きなんてのはあまり物の僕らの出番になるわけですよ。
通常10人対10人なんだけど、始まりの合図とともに人数を倍に増やすという安易な作戦で勝ち上がるも、3戦目くらいで審判にばれるという事態に陥りました。

tunahiki1.gif


その時点の対戦相手というのが野球部だけお集めたような腕力クラスで正直怖い人ばっか。
勝ち目なんざこれっぽっちも無い。

ならば、と開始と同時にあらぬ方向に引っ張ろうという事にしました。

なぜか、チームに居たデブが"それいいアイディアだよぉ”とのりのりだったのが感にさわり、作戦の変更を提案しました。

めんどくさいから、開始とともに手を離そうと。

果たして開始の合図は響きました。
全員、奇跡のタイミングで手を離し目の前では、屈強の野球部員が転げてるわけですよ。
もぉ、爆笑なんですが、我に帰ると相手は怖い人達。
ヤベェ、と思ったのもつかの間、一番後ろにいたデブがいない。

俺の話を聞いていなかったデブは”あらぬ方向に引っ張る”という、前作戦を信じて腰にロープを巻きつけて力を貯めていたらしく、一人はるか前方に吹っ飛んでいました。

屈強の野球部員の腕力×10、下手すれば数トンの力。
それでひっぱられればデブも空飛びますわ。

tunahiki2.gif


証言では、デブのメガネが宙に浮きつつ、本体もすっ飛んでいく様がスローモーションで見えたといいます。
さすがの自分も哀れに思い、謝らなきゃいかんかな?と思ったのですが、デブは黙ってメガネを拾い、数度ジャージの埃を払い、どこかに行ってしまいました。
まぁ、人の話を聞かなかったという部分では自業自得ですので、OKです。

そんなことで、人力もつかえば結構な事ができるはずです。

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